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宗教団体が信徒死なせコンテナに死体保管 検察が捜査

宗教団体が信徒死なせコンテナに死体保管 検察が捜査

Posted May. 16, 2003 22:23,   

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ある宗教団体が集団生活をして信徒に暴行を働いて死亡させ、死んだ人たちを生き返らせるとして遺体を保管していた事件が発生し、検察が捜査に乗り出した。

ソウル地検議政府(ウィジョンブ)支庁刑事3部(李東鎬部長検事)は16日、京畿道漣川(キョンギド・ヨンチョン)警察署と合同で、D聖道会という宗教団体が京畿道漣川郡新西面(シンソミョン)のタプコクリで聖殿を建築するとして、集団生活をしている現場を押収捜索し、コンテナなどに保管されていた4人の死体を押収した。

検察はまた、D聖道会の代表であるソン氏(40・女)とチェ氏(52)など幹部と信徒14人を現場で逮捕し漣川警察署に連行し事件とかかわっているかどうかなどを取り調べている。

4個の死体のうち、1個は現場で亡くなった信徒の李氏(31)であり、残りの3個は信徒と信徒の直系家族などで、すでに埋蔵された死体を復活させるとして掘り出してコンテナなどに保管してきたものだという。

検察によると、亡くなった李氏は、今年1月末〜2月初め、聖殿の新築工事過程で信仰が乏しいため仕事をしていないという理由から、幹部などによってコンテナに監禁されてから、こん棒などで集団暴行され死亡したという。

この事実は、ここで工事をしていた信徒のチェ氏が幹部たちから暴行されると、12日に議政府地方検察庁に訴えたことで明らかになった。

D聖道会は01年ころ、D宗教団体から教理が合わないという理由から分離・独立しており、普段は一般人の出入りを徹底して規制するなかで、信徒80人あまりが一緒に生活し信仰生活をしてきたものという。