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「黄長鎏氏を来月20日に訪米招請」米財団が発表

「黄長鎏氏を来月20日に訪米招請」米財団が発表

Posted May. 18, 2003 22:12,   

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元北朝鮮労働党書記の黄長鎏(ファン・ジャンヨプ)氏が、6月20日に米国のディフェンス・フォーラム財団の招請でワシントンを訪問するとディフェンス・フォーラム側が発表したことで、黄氏のワシントン訪問が議会で証言されるかどうかに、注目が集まっている。

米国で活動している脱北者人権運動家のナム・シンウ氏は17日、「ディフェンス・フォーラム財団のウィリアム・ミッドドローフ理事長が、16日にワシントンのレイバーン議員会館で開かれたディフェンス・フォーラムの会議で、脱北者同志会の名誉会長である黄氏が来月20日に開かれる定例会議で演説すると発表した」と伝えた。

ミッドドローフ理事長は、「ディフェンス・フォーラム財団は昨年にも黄氏を招待したが、当時は韓国政府が黄氏の訪米を承諾しなかった。しかし今回、新たに発足した韓国政府は、黄氏の訪米に協力するだろう」と明らかにした。

黄氏の訪米を積極的に推進中のディフェンス・フォーラム財団は、2月に再び黄氏に訪米招請状を送り、さらに3月にはソウルで黄氏と面談して、黄氏の訪米意思を直接確認したという。

黄氏は、パウエル国務長官、リチャード・ルガー上院外交委院長、ヘンリー・ハイド下院国際関係委員長、クリストファー・コックス下院議員たち、米政府ならびに議会指導部に書簡を送り、自分の訪米を支援することを要請していた。黄氏は最近、羅鍾一(ラ・ジョンイル)大統領国家安保補佐官とも会って、訪米意思を明らかにした模様だ。

ナム氏は、「黄氏は、ディフェンス・フォーラム側の招請状を受け取って、直ちに外交通商部にパスポートを申請した。しかしまだ国家情報院の身元照会許可が出ておらず、5月初め現在までパスポートが発給されていない状況だ」と語った。