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米ケネディー元大統領の「不適切な関係」逸話

米ケネディー元大統領の「不適切な関係」逸話

Posted May. 19, 2003 22:42,   

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ニューヨークのデイリーニュースは18日、ジョン・F・ケネディー元米大統領の女遊びについては、夫人のジャクリーン・ケネディ女史も知っていたと報じた。

同新聞は、ロバート・ダレックが書いた「未完の人生(An Unfinished Life):ジョン・F・ケネディー1917〜1963」という伝記を引用して、ジャクリーン夫人は夫のセックスパートナーだった女性が、大統領夫妻に謁見するため並んでいるのを発見しては、2人の補佐官に「夫に貢いだ女と握手させて私を侮辱するなんて」と怒鳴っていたと報じた。

ケネディー元大統領の伝記を書いたもう一人の作家エドワード・クラインは「ジャクリーン夫人は、男性の浮気が当り前だった上流階級の出身で、実家の父親も有名なプレイボーイだったが、夫のスキャンダルが公開されることは容認しなかった」と指摘した。クライン氏は、大統領に就任する前のケネディー元大統領は、ディナーパーティー席上で同じテーブルに居合わせた女性と一緒に会場を離れることも度々あったと伝えた。

ジャクリーン夫人も、傷ついた心を癒すため、恋愛に走ったこともあるとされる。

ダレック氏は伝記の中で、ケネディー元大統領は17歳の時、ある少女を誘惑することに成功して、友人に手紙を書いて自慢することもあったと指摘した。また、そのカサノバ気質は父親譲りで、若い頃、病に犯されながら、早死にするかもしれないとの思いから、異常な愛情行動に陥ったとダレック氏は分析した。

「恋人たちの予感(When Harry meets Sally)」の作家で「めぐり逢えたら(Sleepless in Seattle)」と「ユー・ガット・メール(You’ve Got Mail)」を監督したノラ・エフロン(62、写真)が、「どっきり手記」を18日付のニューヨーク・タイムズに掲載した。

この「手記」は「私もケネディー大統領の頃、ホワイトハウスのインターンだった」で始まる。ノラは、最近ケネディー元大統領との関係が暴かれた、ミミ・パネストクの前任インターンだった。ところが、ノラの告白は「パネストクの話を読みながら、おそらく私だけが『私が遭った男性の中で最高の二枚目』だったケネディー大統領から求愛を受けられなかった唯一の女性ではないだろうか」と悩む内容だった。ノラは、髪にパーマを掛けたヘアースタイルだったからなのか、それとも衣装が化学繊維でできた毛織りのドレスを着ていたからなのか、それでもなければ、ユダヤ人出身(ケネディー元大統領の女たちの中にはユダヤ人がいない)だったからなのか理由が分からないと自らに問い掛けている。

ノラは、パネストク氏がタイピングもできないのにインターンをしていたとの主張に対し「当時、インターンは、タイプピングはおろか座る場所もなく、男子トイレの隣にある事務室のキャビネットの傍に立っていなければならないくらいだった」と語った。ある日、サム・レイバン下院議長が、トイレの鍵が掛ってしまい中に閉じ込められていた時、自分が近くにいなければ彼は今でもトイレの中に留まっていたかもしれないと書いている。

ノラは、ケネディー元大統領と2、3度遭っている。最初の出会いは僅か15秒にすぎず、2度目はある金曜日、週末を過ごす保養地に向かうため事務室から出てくる彼との「運命的な」出会いだ。しかし、彼は「元気かい」とひとこと言っただけで、通り過ぎてしまった。



洪銀澤 konihong@donga.com euntack@donga.com