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新党派幹部の「清算対象」発言で与党内部の対立再燃

新党派幹部の「清算対象」発言で与党内部の対立再燃

Posted May. 20, 2003 22:16,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の側近である与党民主党の組職強化特別委員会の李康哲(イ・ガンチョル)委員が19日、新党結成で排除すべき議員たちを実名で取り上げことを引き金に、新・旧主流派の間で「人的清算」議論が再燃されている。

また、親盧新党推進派側が今月末、党務会議で「民主党発展的解体のための全党大会召集要求案」と、公式新党推進機構の構成案を可決させるために、党務委員たちに対する「各個撃破」に乗り出すや、民主党維持派も反撃に乗り出した。

旧主流は、先に親盧強硬グループから出された「同行不可リスト」について、「新党推進意図が特定勢力の排除と、人的清算にあることを示したものだ」として逆攻勢に出た。

実際、親盧新党派の内部では、李委員が名指した朴相千(パク・サンチョン)、鄭均桓(チョン・ギュンファン)、金玉斗(キム・オクドゥ)、崔明憲(チェ・ミョンホン)、劉容泰(ユ・ヨンテ)議員など一部の全羅道(チョルラド)地域の中堅議員と大統領選挙当時の候補一本化推進協議会の核心議員の外に、H、C、K、K、P氏など不正事件に巻き込まれた5人、金明燮(キム・ミョンソプ)、朴宗雨(パク・ジョンウ)、李允洙(イ・ユンス)、薛松雄(ソル・ソンウン)議員など「離党経歴のある」4人など、14人が新党で排除すべき人物にあげられている。

釜山(プサン)地域の親盧勢力の集まりである「釜山政治改革推進委員会」の19日幹部会議でも、「大統領選挙の時、自分の党候補である盧大統領叩きの先頭に出た旧主流派中堅議員たちとは新党を一緒にすることができない」という強硬論が多かったという。

これについて、民主党維持派の核心人物である鄭均桓総務は「政治家に対する選択と評価は民主的手続きに沿って国民だけができることだ。大統領の側近であることを全面に、常識に欠けている一部側近たちの行動に正々堂々と対応していく」と明らかにした。

韓和甲(ハン・ファガプ)前代表と鄭総務、朴相千最高委員、李協(イ・ヒョプ)、張在植(チャン・ジェシク)議員など民主党維持派議員15人も、19日夕方に会合を開き、新党派の「分党」の動きを阻止するために署名作業に取り組むことにした。そのために、鄭総務は20日から予定されていた与野党3党総務の米国、メキシコの訪問日程も取り消した。



朴成遠 swpark@donga.com