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「乱動、バタ屋…」どこまで続く? 大統領の卑俗語

「乱動、バタ屋…」どこまで続く? 大統領の卑俗語

Posted May. 23, 2003 21:59,   

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「乱動」「バタ屋」「どうでもいいってことね」「大統領も勤まらん」「乱雑…」。

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が候補時代と就任後、発言して議論を呼んだ卑俗語は数え切れないほど多い。

盧大統領の側近たちは、盧大統領のひんぱんな卑俗語使用について、「脱権威主義的で、大衆庶民に合わせようとする気軽い話し方の延長線から出ている」と話す。

しかし、政界では「こうした表現が大統領の権威を落とし、不必要な議論を呼ぶ」とし、「この問題に対する大統領と側近たちの安易な認識がむしろ問題改善を妨げている」と指摘した。

盧大統領の卑属語使用は特別な意図なしに、無意識的に行われる場合がほとんどだと側近たちは話す。貧農の息子に生まれ、若い時は力仕事をしていた経験のあるほど、庶民的な生活を過ごしてきた盧大統領は、一般の人々が使う卑俗語に非常に慣れているという。

盧大統領の古くからの側近は「80年代後半と90年代初め、盧大統領が『若手議員』だったとき、『是非言葉を少し気を付けてください』と進言したところ、『私は元々田舍出身なので、誰かが後頭部を少し殴っただけでも口から(卑俗な言葉が)出てくる。だから、仕方がない』と言った」と話した。

盧大統領が「現場の政治」を重視して、即興または即席の演説を好むことも、卑俗語論議が繰り返される一因と指摘される。

大統領府の高官は「盧大統領は実務陣が準備した資料をそのまま読み上げることがほとんどない。その内容を熟知した後、見ないで話す。大統領の言葉が荒いというが、現場で聞くと、全然ぎこちなくない。活字化されたとき、たまに変にうつるだけだ」と話した。

しかし、与党民主党のある中堅議員は「大統領は特定場所で特定の人を対象に話しても、『国民が私の話をどう解釈するだろうか』を考えて話さなければならない。それが大統領の宿命だ」と話した。

卑俗語の使用に対する批判を、一種の「文句をつけている」とか「迫害」と受け止める盧大統領の姿勢にも問題があるという指摘もある。盧大統領の参謀だったある人は「盧大統領は去年5月、自分の『乱動』発言に対して、マスコミと野党から『不適切な表現』と批判されると、それからはわざわざ『乱動』という言葉を行く所ごとで使って、ついに『バタ屋』という極端な表現まで使った」とし、「当時、簡単に解決できる問題をさらに拡大させてしまっているという気がした」と付け加えた。



夫亨權 李承憲 bookum90@donga.com ddr@donga.com