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乱れた性倫理 ネットのヌードカフェ運営者が逮捕

乱れた性倫理 ネットのヌードカフェ運営者が逮捕

Posted May. 26, 2003 22:06,   

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裸で仮面だけを被り男女がパーティーをする、俗称「ヌード・カフェ」が警察に摘発された。外国映画で見るような「仮面ヌード・カフェ」が、国内に実際に登場したのは今回が初めてだ。

ソウル警察庁のサイバー捜査隊は26日、ソウル瑞草区盤浦洞(ソチョグ、バンポドン)にカフェを作ってヌード歓楽パーティーを斡旋していたカフェの社長、金氏(32)を食品衛生法と職業安定法違反などの容疑で逮捕した。

金氏がヌード・カフェを作ったのは昨年6月。インターネット上のチャットサイトで会員を募集すると、男性志願者が殺到した。金氏は、容貌や所得、肩書きなどを審査し、このうち約70人の男性のみを「厳選」して入会させた。さらに、インターネットの求人求職サイトに「ヌード・カフェ(女)アルバイト募集」という広告を出し、これを見て訪れた女性たちに「裸審査」をして7人を会員に選抜した。

金氏は、1カ月に3、4回、3〜5人の男女会員が参加する「仮面ヌード・パーティー」を開いた。男性の参加費は1回30万ウォン。女性会員には時給3万〜5万ウォンの奉仕料を払った。

ヌード・パーティーの会員が一番好んだのは「王様ゲーム」。くじ引きで会員の1人を「王様」に選び、王様が指した男女が会員の前で裸で性行為を演じたり、変態行為をする。

警察によると、女性会員の中には株投資に失敗して1億ウォンの借金を抱えた家庭の主婦や、小遣い稼ぎの大学生、会社員などがいた。また男性会員には、国家情報院事務官や建設会社代表、ホストバーの社長、ベンチャー企業の社長、芸能人などが含まれていた。

警察関係者は「ヌード・パーティーで実際に性行為はなかったので、会員を淪落行為等防止法違反で立件することができなかった。類似のヌード・カフェがあるとみて、捜査を拡大している」と述べた。



李勳 dreamland@donga.com