「KKKKK」
アトランタ・ブレーブスのボン・ジュングン(23)が3イニング5奪三振の力強いピッチングで、メジャーリーグ進出後、初のセーブを記録した。
29日、アトランタのホーム球場であるターナーフィールドで開かれたシンシナティ・レッズ戦。ボン・ジュングンは12−2とリードした7回にマウンドに上がった。最初のバッターであるナショナルリーグ・ホームラン競争首位(18個)のアダム・ダンを三振で片付けた、ボン・ジュングンは、1四球でランナーを出したものの、続く二打者を連続三振でチェンジ。8回にも内野ゴロと二つの三振で片付け、2イニング5奪三振の驚くべきピッチング。
ボン・ジュングンは9回2塁打と暴投、内野ゴロで1点を許したが、3イニングを1安打、1四球、1失点で抑え、今シーズン18試合にして初のセーブをおさめた。シーズン成績は4勝1セーブで自責点3.90。
この試合を15−3で大勝したアトランタは、1回裏の攻撃で、先頭打者のラファエル・ファーカルと2番のマーク・デロサ、3番ゲリ−・シェフィールドが連続本塁打を放つなど珍しい場面を演出した。1回に3人のバッターが連続本塁打を記録したのはメジャーリーグ史上2番目の珍記録。
シカゴ・ガブスの崔熙燮(チェ・ヒソップ、24、写真)はピッツバーグ・パイレーツ戦に4番で先発出場し3打数、1安打、1得点を記録した。
0−2とリードされた2回、先頭打者の崔熙燮はショートへのゴロを1塁まで全力疾走して内野安打に。これをピッツバーグのコーチングスタップは、アウトだと激しく抗議して試合が中断した。カブスは2死後デミアン・ミラーの逆転スリーランが出て5−4と逆転、結果的に2回に出た問題の内野安打が勝負の分かれ目になった。
一方、崔熙燮は29日、メジャーリーグ事務局が発表したオールスター投票第1次集計で8万5056票を得て、ナショナルリーグ新人最多票を獲得した。1塁手部門でベテランのジェフ・バグウェル(ヒューストン・アストロズ 、13万3212票)、ジム・トーミー(フィラデルフィア・フィリーズ 、8万6098票)に続いて第3位。
ナショナルリーグの新人中、ポジション別でオールスター投票ランキングの5位以内に入った選手は崔熙燮がただ一人。オールスターファン投票はメジャーリーグ公式サイト(www.mlb.com)で進められている。サンフランシスコ・ジャイアンツのホームラン王、バリー・ボンズが23万8782票でナショナルリーグ全体での1位を走っている。
金相洙 ssoo@donga.com