Go to contents

北朝鮮の漁船、相次いでNLL侵犯

Posted May. 30, 2003 22:06,   

한국어

北朝鮮の漁船が30日、西海延坪島(ソヘ・ヨンピョント)近海で集団で北方境界線(NLL)を侵犯し、海軍の高速艇が出動したと合同参謀本部(合参)が同日明らかにした。

西海上で北朝鮮の漁船によるNLL侵犯は、今年に入って8回目で、今月3日に白翎島(ペクリョント)近海で発生した北朝鮮警備艇の越線まで含めると、北朝鮮の船によるNLL侵犯は合わせて9回だ。

合同参謀によると、同日午前10時半ごろ西海延坪島北西部6マイル海域で操業中の北朝鮮の漁船、15隻のうち7隻が相次いでNLL0.1〜0.9マイルを越えてきて操業した後、午前11時半ごろ帰った。

この過程で、近くの海域を巡視していた海軍高速艇2隻がデモ機動をしながら警告放送を流し、哨戒艦1隻も延坪島西南の7マイル地点で支援態勢を構えていたが、北朝鮮警備艇の動きには異常がなかったと、合参は伝えた。

北朝鮮の漁船が26〜28日と30日、相次いでNLLを侵犯し、とくに、27日には1日3回もNLLへの侵犯を繰り返したことを受けて、海軍と合参は万が一の場合に備えて監視体制の強化に乗り出した。

軍の関係者は、「カニ漁のための偶発的な越線、意図的な侵犯などいろいろな可能性について綿密に分析している。相次ぐNLL越線について北側に強く抗議する方針だ」と述べた。



尹相虎 ysh1005@donga.com