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金大中氏の長男、金弘一議員を逮捕か ナラ総金ロビー疑惑事件

金大中氏の長男、金弘一議員を逮捕か ナラ総金ロビー疑惑事件

Posted June. 02, 2003 22:06,   

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ナラ総合金融(総金)ロビー疑惑事件を再捜査している公的資金不正特別捜査本部は2日、与党民主党の金弘一(キム・ホンイル)議員を召還して取り調べた。検察は、金議員がナラ総金から数億ウォンのロビー資金を受け取り、金融監督委員長だった李容根(イ・ヨングン)容疑者たちに対して、ナラ総金回生のために影響力を行使した状況証拠をつかんだ。

検察は、金議員の側近であるLGFスポーツ団顧問の鄭学模(チョン・ハクモ、拘束収監)容疑者を最近取り調べ、このような状況証拠に関する供述を確保した。検察は金議員の容疑が確認されしだい、刑事処罰にする方針だ。

検察は金議員に対して逮捕礼状を請求する方針だが、金議員の健康状態を考慮して、在宅起訴する案も検討している。

検察は金議員が1999年から2001年の間に、鄭顧問とともに安相泰(アン・サンテ)元ナラ総金社長に数回にわたって会い、「ナラ総金が経営難になれば、助けてくれ」という請託を受けた。またこれとは別に、「政府が任命する金融機関の長になるように力を貸してくれ」という依頼の見返りに、数億ウォンを受け取っていたことを確認した。

検察はさらに、金議員が00年1月に李容根容疑者が、金融監督委員会の副委員長から委員長に昇進する過程に介入した証拠もつかんだほか、ナラ総金の回生と関連して、鄭顧問を通じて影響力を行使した状況証拠も確認した模様だ。

検察は99年と01年の間、金議員が海外や国内旅行に発つ直前、安元社長がソウル松坡区蚕室洞(ソンパグ、チャムシルドン)の鄭顧問の事務室に立ち寄り、旅行経費の名目などでドルを渡していた事実も確認した。

しかし、金議員は検察で、「安元社長から後援金の名目で35000万ウォンを受け取ったことはあるが、ロビーに関係するカネを受け取ったことはない」と述べ、容疑を全面否認した。



丁偉用 viyonz@donga.com