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朴セリVSソレンスタム、今季2度目のメジャー対決

朴セリVSソレンスタム、今季2度目のメジャー対決

Posted June. 03, 2003 22:08,   

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米LPGAツアーの「ビッグ2」、朴セリ(26、CJ)とアニカ・ソレンスタム(33、スウェーデン)が、今季2番目のメジャータイトルをかけて争う。

その激戦会場は5日、米デラウェア州ウィルミントン・デュポンCC(71パー、6408ヤード)で、4日間の熱戦に入るマクドナルドLPGAチャンピオンシップ(賞金総額160万ドル)。優勝賞金が24万ドルといった巨額なので、今季賞金王タイトルを狙う2人の選手としては、けっして譲れない大会だ。

今年に入って開かれた10大会で、同じく2勝ずつ分け持っている3日現在、賞金ランキングはソレンスタムが1位(73万4501ドル)、朴セリが2位(56万2900ドル)で、その差額は17万1601ドル。

今大会で朴セリが優勝し、ソレンスタムが単独5位(賞金6万6000ドル)以下の成績に止まれば、朴セリは1週間で再び賞金ランキング首位に返り咲く。また、朴セリの場合、今大会で優勝すれば、「名誉の殿堂」入りに必要なポイント(総点27点)まで、あと1点になる。

2人の選手のライバル対決はどういう決着になるだろうか。「少なくともデュポンCCでは、朴セリの方が有利だ」と専門家は見込んでいる。朴セリは、米国進出初年度での1998年、この大会で男女プロゴルフ史上最年少(満20歳7ヵ月20日)でメジャー大会優勝を勝ち取り、昨年2回目の優勝を記録するなど、デュポンCCで特に強い傾向を見せてきたためだ。

一方、ソレンスタム(通算44勝)は、朴セリ(通算20勝)と同じくメジャー4勝を記録しているが、92年米国進出以後、LPGAチャンピオンシップで優勝したことは一度もなかった。

とくに、デュポンCCで大会が行われた94年以後、ソレンスタムの最高成績は昨年と97年の単独3位。その他の大会では、98年30位タイと成績が振るわず、ベスト10入りできなかった。

朴セリの不参加を追い風に、直前大会のケロッグケーブラークラシックで優勝し、性対決の後遺症を払い除けたソレンスタム。彼女が、上昇の勢いに乗って11勝も挙げた昨年のように連勝行進に向けてスタートを切るのだろうか、あるいは、今大会に備えて2つの大会を休んでまでベースキャンプのフロリダ州オーランドでショットを磨いた朴セリが大会2連覇を達成して、賞金王タイトルに向けて拍車を掛けるだろうか。



安永植 ysahn@donga.com