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崔会長の経営権いったん維持へ SKグローバルの債権団

崔会長の経営権いったん維持へ SKグローバルの債権団

Posted June. 11, 2003 22:04,   

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SKグローバルの債権団は、SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長の経営権をいったん維持させることで合意した。

グループの経営権と直接関連のないウォーカーヒル・ホテルなどに対する崔会長の株式は、SKグローバルに現物出資して、債務超過を埋めるのに使われる。

SKグローバルのメイン債権銀行のハナ銀行は11日、崔会長が債権団に担保として手放したSK系列会社の株式の中で、SKC&C、SK㈱を除いたすべての株式はSKグローバルに現物出資することにしたと、明らかにした。

崔会長が保有しているSK系列会社の上場株式はすべて市場で売却され、非上場会社のウォーカーヒル・ホテルはこれから第3者への売却手続きを踏む。現物出資の評価金額は約2000億ウォンと予想される。

ハナ銀行の高位関係者は「崔会長はSKC&Cを通じてSK㈱を支配し、SK㈱がまた残りのSK系列会社を支配しており、SKC&Cは現物出資の対象から除外された」と説明した。

債権団はSKC&CとSK㈱の株は企業構造調整促進法にのっとり、銀行の共同管理の期限切れ(07年末)までに、共同担保にしてSKグローバルが完全に正常化すれば、崔会長に返すことにした。SKグローバルの経営正常化計画に支障が生じれば、SKC&C株は売却されかねないため、崔会長の経営権の維持は期限付けの性格を帯びている。

一方、崔会長の個人保証書を受けた国民(クンミン)、ウリ、朝興(チョフン)、外換(ウェファン)、ハナ、韓美(ハンミ)の6債権銀行は、崔会長の株を現物出資する代わりに、SKグローバルの出資転換比率を引き下げることを要求したが、産業(サンオプ)、輸出入銀行、新韓(シンハン)銀行など、個人保証を受けなかった銀行の強い反発に押され、受け入れられなかった。

一方SK㈱は同日、SKグローバルに対する売上債権8500億ウォンを出資転換するかどうかを決める取締役会を日曜日の15日午前、ソウル鍾路区(チョンノグ)ソリン洞SK本社で開くことにしたと、明らかにした。

SK㈱関係者は「10日開かれた取締役懇談会で、取締役が出資転換問題を話し合う取締役会を15日に開くことで合意しており、よほどのことがなければ同日、最終的な結論が出されるだろう」と述べた。



朴重鍱 金斗英 sanjuck@donga.com nirvana1@donga.com