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5月の韓国映画のシェア、50%を上回る

5月の韓国映画のシェア、50%を上回る

Posted June. 12, 2003 22:21,   

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韓国映画のシェアが初めて50%の大台を超えた。

アイエムピクチャーズが12日発表した「5月映画市場分析」によると、ソウルの観客を基準にした場合、5月の韓国映画シェアは50.3%となっている。映画館を訪れた観客の半分以上が韓国映画を選択したことになる。

月間観客数が350万人を超えるオンシーズンに韓国映画のシェアが50を上回ったのは今回が初めて。ふつう、夏のオンシーズンにはハリウッドのブロックバスターに押されて韓国映画のシェアは目減りする傾向を見せてきた。

今年1〜5月の韓国映画のシェアは46.2%。昨年同期間での韓国映画のシェアは44.6%で、韓国映画を選択した観客が去年より1.8%増えた。夏のオンシーズンまで韓国映画の人気が続けば、シェア50%達成も期待できそうだ。

5月の観客は、4月(248万2100人)より58.8%も増え394万1340人。5月の一月でソウルだけで128万7000人の観客を集めた『殺人の思い出』の力が大きかった。アイエムピクチャーズは、「『殺人の思い出』は『興行』とは多少の距離を置いたスリラーだが、素材の時事性が観客の興味を引いて、30、40代の観客まで映画館に呼び込んだ」と分析した。

また、5月23日封切りして、1週間で85万6000人の観客を集めた『マトリックス2リローデッド』の人気も5月の映画観客の増加に一役買った。

映画配給社の中では『殺人の思い出』を配給したCJエンターテイメントがシェア32.8%とトップに立ち、『マトリックス2リローデッド』を配給したワーナーブラザースが2位、『ワイルドカード』を配給したシネマサービスが3位を占めた。



金熹暻 susanna@donga.com