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フューリクがメジャー初優勝 全米オープンゴルフ大会

フューリクがメジャー初優勝 全米オープンゴルフ大会

Posted June. 16, 2003 21:59,   

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ジム・フューリク(33、米国)は、練習グリーンで30分ぐらいのパッティング練習を終えて、1番ホールのティーインググラウンドへ出発する前、ある初老の男としばらく抱擁した。フューリクの背中を軽く叩くその男は切実な表情をしていた。誰だろうか。その疑問は数時間後に解けた。

フューリクが3つのホールを残した状態で、2位のスティーブン・リーニー(豪州)に4打差をつけ続けて事実上優勝を固めた時、その男がNBC−TVの現場インタビューに姿を現した。彼の名前は「マイク・フューリク」。フューリクの唯一のゴルフの師匠で、クラブプロ出身の父親だ。

16日、米イリノイ州オリンピアフィールズCCノースコース(70パー、7190ヤード)で行われた第103回全米オープンゴルフ大会(賞金総額600万ドル)最終4ラウンド。フューリクは、歴代全米オープン最少打優勝記録タイの272打(8アンダー)で生涯初のメジャータイトルを獲得し、108万ドルの優勝賞金を手に入れた。

ちょうどこの日(現地時間6月15日)は、米国では「父の日」。フューリクとしては貴重なプレゼントを父親に贈った。

フューリクのトレードマークは8字スイング。ターゲットラインの外側へバックスイングした後、ダウンスイングの時はターゲットラインの内側に引き寄せて打つ、見た目はおかしいこのスイングは、フューリクが父親に学んだもの。



安永植 ysahn@donga.com