Go to contents

イラクで反米・フセイン氏追従勢力が組織化

イラクで反米・フセイン氏追従勢力が組織化

Posted June. 22, 2003 21:46,   

한국어

米ワシントンポスト紙が22日付で報じたところによると、サダム・フセイン政権当時の執権党であるバース党の党員と情報官僚らが、イラク内に反米武装組織を作った。

同紙は、米国とイラク官僚らの話として「帰還」(The−Re−turn)と名付けられた同組織は、米軍をイラクから追放する目的で結成されており、最近あった米軍への攻撃の一部が彼らの仕業だと伝えた。

フセイン政権の主な後援勢力だったスンニ派家門が、この組織に資金を提供しており、組織員を新しく迎え入れる度に1000〜3000ドルが与えられるという。これらは、フセインの復帰には反対しているが、独裁政権を再び設けて執権するのを目指しているものとされる。

また、クルト族の週刊誌「アラーハリー」は21日、フセイン氏を追従する民兵隊「フェダイン・サダム」が最近再び組織され、米軍を攻撃する準備ができていると、元隊員の話として報じた。

これと関連し、米ニューヨークタイムズ紙は、イラク内の反米組織が、以前イラク戦の当時、イラクの方に立って戦ったシリア、サウジアラビア、イエメン、アルジェリア、チェチェン出身の傭兵を活発に雇用していると報道した。

連合軍地上司令部副司令官のウィリアム・ウェブスター少将は「バグダッド西部と北東部地域で、フセインの追従勢力らが、外国の『同志』らにイラクへ来てくれるよう要請すると同時に、イラク内の傭兵を結集し、武器を支給している」と話した。

一方、英オブザーバー紙は、米軍が18日、イラク国境の都市カイムで、フセイン氏または同氏の息子らが乗っている可能性のある車両の行列をミサイルで攻撃したと、軍筋の話として22日付で報じた。

同紙は、現在、鑑識専門家らが爆撃の現場で収容した死体の身元情報を確認するため、DNA検査を行っていると付け加えた。



havefun@donga.com