盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は、中国の胡錦涛国家主席の招待で、夫人の権良淑(クォン・ヤンスク)氏とともに、来月7日から10日まで3泊4日の日程で中国を国賓訪問する。尹太瀛(ユン・テヨン)大統領府報道官が26日発表した。
盧大統領は中国訪問の初日である来月7日、北京で胡主席と首脳会談を行い△北朝鮮核問題の平和的な解決策△北朝鮮核問題の解決に向けた3者協議の再開△北東アジアの安定に向けた域内協力策△両国間の経済協力と人的交流の拡大策——などについて話し合った後、共同声明を発表する。
潘基文(パン・キムン)大統領外交補佐官は「両国の首脳会談では、北朝鮮核問題を平和的に解決するという原則を再確認し、中国が北朝鮮核問題の解決に向けて建設的な努力を持続してくれるよう要請するだろう」とし「若くて実行力のある両国指導者間の信頼関係を構築することになるだろう」と述べた。
盧大統領は北京に滞在する間、全国人民代表会議の呉邦国常務委員長など中国の要人らと会い、清華大学と現代(ヒョンデ)自動車の現地工場なども見学する。また、9日には上海入りし、臨時政府の庁舎を訪問した後、浦東特別行政区を見学する予定だ。
今回の訪中には、尹永𨛗(ユン・ヨングァン)外交通商部長官、尹鎮植(ユン・ジンシク)産業資源部長官、陳大済(チン・デジェ)情報通信部長官、韓明淑(ハン・ミョンスック)環境部長官ら15人が正式に随行し、LGグループの具本茂(ク・ボンム)会長、現代自動車の鄭夢九(チョン・モング)会長ら経済界の首脳ら30人も同行する。
金正勳 jnghn@donga.com