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「韓国海軍は悪魔」ネットに毒舌文書が流布

「韓国海軍は悪魔」ネットに毒舌文書が流布

Posted July. 13, 2003 21:56,   

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西海(ソヘ)交戦に参戦した兵士たちを「悪魔」に喩えた内容が、インターネットに流布されて物議を醸している。

問題の内容は7日、「西海交戦戦死者のための追慕本部」のホームページに、「北朝鮮の力のない同胞たちを無惨に殺害した海軍という名の悪魔よ」と題した内容が掲載された直後から、各種のインターネットのポータルサイトなどに20余りの関連文が載せられており、1日に10余りの意見文が掲載されるほど論争を巻き起こしている。

特に、この内容がネット利用者たちによって各種のインターネットポータルサイトの小規模ディベートルームに移され、特定学校に対する誹謗と毒舌を盛り込んだ内容まで相次いで載せられている。

この文章は「A女子大学の総学生会」と似ている「A女子大学の統一総学生会」の名前で作成したことになっているが、A女子大学の総学生会側はこの文章を書いた事実を否定して、追悼本部側に真相解明のために捜査依頼を求めた。

この文章は「国際法上に存在もしない北方境界線(NLL)を主張して、北朝鮮の武力衝突を誘発して、力のない同胞たちを無惨に殺した君たちが、国を守った英雄待遇を期待しているのか。君たちはいったい何なのか。勝手に国境だと引いて(NLLを)超えてきたら、やたらに銃撃戦を繰り広げる悪魔としか考えられない」と、参戦兵士たちを非難している。

追悼本部のホームページにこの文章を移して載せた人は、自らをアイディー「チャムスリ276」と名乗ったインターネットポータルサイトである「ダウム」のあるカフェー会員。彼は自らを現在、ある大手企業の保険会社に勤めている海軍兵士出身で、去年西海交戦のときにチョ・チョンヒョン中佐と一緒に教育を受けた縁で、戦死者追悼事業に特別な愛情を持ってサポート活動に力を尽くしていると紹介した。

彼は、先週月曜日の朝、自分の個人ホームページ(http://myhome.hanmir.com/pkm359)がハッキングされたまま、A女子大学の統一総学生会の名前で問題の文章が画面に映し出され驚いた。直ちにこれを西海交戦戦死者のための、追慕本部のホームページに乗せて問題を提起したと明らかにした。

この会員の個人ホームページはハッキングされた後、サーバーを管理するポータルサイトによって閉鎖された。

ダウムに開設された追悼本部カフェーのホームページには「果して君たちが我が国の国民であるか聞きたい」という抗議性の文章をはじめ、A女子大学と同大学の総学生会を非難する文章が相次いでいる。

一方、事件の真相を求めて「ハッキング画面のキャプチャー写真を見せてくれ」という意見と、「誤解を招く可能性があるため、濡れ衣を着せられる人が出ないように気を付けよう」などの、「サイバーテロリズム」に対する疑惑も提起された。



jaykim@donga.com