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北朝鮮の核再処理は「重大問題」…米政府と議会が懸念表明

北朝鮮の核再処理は「重大問題」…米政府と議会が懸念表明

Posted July. 16, 2003 21:52,   

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北朝鮮の使用済み核燃料棒の再処理について、米政府と議会は15日、一斉に重大な問題と位置づけ、深刻な憂慮を示した。

米ホワイトハウスのマクレラン報道官は同日、就任後初めてのブリーフィングで、北朝鮮が使用済み核燃料棒の再処理を完了したと知らせてきたことを確認し、これは「重大な問題だ」として、軍事的解決策が排除されないことを指摘した。

マクレラン報道官は「我々は北朝鮮の状況に対応するために、韓国、日本、中国など他の国々と協力して、多国間アプローチによる外交的解決を引き続き追求している」と述べ、現在この問題に対する確認作業を進めていることを明らかにした。

同報道官は、ブッシュ大統領が北朝鮮に対する軍事行動を排除しているかという質問に対し、「どの選択肢も排除したことはない。我々は北朝鮮が義務を守るまで脅迫に屈服したり、誘引策を提供したりはしない」と従来の立場を再確認した。

米国務省のバウチャー報道官は「再処理は核兵器を製造するためにプルトニウムを抽出するためのものだ」とし、「再処理、それだけでも北朝鮮が核兵器の増強に沒頭しているという確かな証拠と考えられる」と規定した。

同日、議会で上院軍事委員会のジョン・ウォーナー委員長は「北朝鮮の核事態が一段と悪化している。北朝鮮の核事態は極めて深刻な状況だ」とし、その問題は多国間の枠組みの中で解決されなければならないと語った。

一方、USAトゥデー紙は同日付で、北朝鮮が先週行われた米国とのニューヨーク接触で、5個の核爆弾製造に十分な使用済み核燃料を再処理したことを通報してきたと報じた。



maypole@donga.com