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警察、休暇デモの全教組委員長に拘束礼状請求

警察、休暇デモの全教組委員長に拘束礼状請求

Posted July. 16, 2003 21:57,   

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ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)警察署は16日、教育行政情報システム(NEIS)の導入に反対し、集団で年次休暇届けを出し闘争を繰り広げた疑い(業務妨害など)で、全国教職員労働組合(全教組)の元寧万(ウォン・ヨンマン)委員長への拘束礼状を請求した。

警察は「教員労組法が一切の争議行為を禁止しているにもかかわらず、元委員長など執行部が集団で年次休暇届けを出して闘争を主導し、生徒たちの学習権を侵害したことが明白であるため、逮捕状を請求した」と語った。

15日、自ら出頭した元委員長は、同日午後遅く、警察に緊急逮捕された状態で調べを受けており、残りの全教組幹部6人は11日と14日両日にわたって警察に出頭し、取り調べを受けた後帰宅した。

元委員長は警察の捜査で「年次休暇は教師たちの当然の権利で、故意に学校の授業を妨害する意図はなかった」とし「代替授業と補足授業で、授業の欠損がほとんどなかったにもかかわらず、当局が司法処理を進めようとするのは納得できない」と供述したものとされる。

これについて全教組は同日、声明を出して「現職の委員長を逮捕しようとするのは全教組が合法化されて以降初めてのことだ」とし「自ら出頭していて逃走の恐れがなく、証拠いん滅の可能性もない状況で拘束礼状を請求したのは行き過ぎた法の執行だ」と主張した。

全教組は「政府が元委員長の身柄を拘束する場合、政府とのすべての対話と協力を中止する考えだ。現政権に対する全面的な闘争も辞さない」と強調した。



孫曉林 jameshuh@donga.com aryssong@donga.com