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駐韓中国大使「脱北者問題、新たな側面から検討」

駐韓中国大使「脱北者問題、新たな側面から検討」

Posted July. 22, 2003 21:37,   

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韓国駐在の李濱中国大使は22日、野党ハンナラ党の崔秉烈(チェ・ビョンヨル)代表と会見する席で「北朝鮮脱出者(脱北者)問題を新しい側面から改めて検討したい」と述べたと、同党の金映宣(キム・ヨンソン)スポークスマンが伝えた。

李大使は同日午前、汝矣島(ヨイド)のハンナラ党本部を訪問し、崔代表と会見する席で、崔代表が脱北者に対する人道的考慮を要請したところ、「(北京の)米国大使館が脱北者を受け入れ始めており、中国もさらに深く考えて検討してみたい」と答えた。しかし、李大使の発言が脱北者に対する中国政府の政策の変化を示唆しているかどうかは明らかでないと、外交通商部関係者はみている。

李大使はまた、「とりあえず、北朝鮮の人なのか中国人なのか、犯罪活動を犯しているかどうかを把握した後、中国国内法、国際法、人道主義の3つの側面を考慮して円満な解決に努める」と付け加えた。

李大使は北朝鮮の核問題を話し合う会談の方式については、「北朝鮮を交渉のテーブルに引き出すのが重要であるため、まずは3者協議から始めて、段階的に多国間協議へ持っていくのが望ましい」と述べた。大使は「中国特使が北朝鮮を訪問した際、金正日(キム・ジョンイル)総書記が直接出迎え、食事まで共にするなど(核関連)会談が良い方向に進んでいると思う」とも話した。

さらに李大使は、「盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が(中国を)訪問したので、中国も大規模な代表団の韓国訪問を準備しており、重要な方々の訪韓も進めている」と述べた。



mhpark@donga.com