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李承鎏とシム・ジョンスの本塁打ダービーが佳境

李承鎏とシム・ジョンスの本塁打ダービーが佳境

Posted August. 01, 2003 22:12,   

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「相手が打てば自分も打つ」。

李承鎏(イ・スンヨプ、27、三星)とシム・ジョンス(28、現代)の「本塁打戦争」が本格化している。

今シーズン、同じ日に本塁打を放った試合だけでも10回。相手が本塁打を放つことを呆然と見ているわけにはいかない。5月4日、李承鎏が大邱(テグ)で行われたロッテ戦で8回にソロ本塁打を打つや、同じ日にシム・ジョンスは10−10で切羽詰まっている10回に、起亞(キア)のチン・ピルジュン投手からソロ本塁打を取った。

三星(サムスン)戦の中継を見ていた現代(ヒョンデ)球団の関係者がシム・ジョンスに、「李承鎏が本塁打を放ったぞ」と話すや、「次ぎは俺の出番」と話し、見事に本塁打を放った。

7月だけを見れば、李承鎏が6本、シム・ジョンスが8本で、追うシム・ジョンスの本塁打ペースはもっと早い。普段ウエートトレーニングで鍛えた体力をもとに、蒸し暑い8月にも猛烈な勢いはとまりそうにない。

李承鎏とシム・ジョンスは今年初め、米大リーグのフロリダ・マーリンズに招待され、スプリングキャンプで一緒に生活しながら、お互いに「相手の強み」をもっとよく知ることができた。シム・ジョンスは「承鎏がただうまいと思ったが、すごい練習の虫だったよ。多くのことを学んだ」と話した。李承鎏も「ジョンス先輩がそんなに熱心に練習するとは思わなかった。学ぶことの多い先輩だ。尊敬する」と話した。

両選手は昨シーズンにも、レギュラーシーズン最後の日まで激しい本塁打競争を繰り広げた。昨シーズンの勝者は李承鎏だった。李承鎏はレギュラーシーズン最終日に劇的な一発を打って、シーズン47本塁打で、シム・ジョンス(46本)を1本差で追い抜き、本塁打王になった。

今年もこれまでは李承鎏が世界最年少300本塁打、最短試合40本塁打などを記録して、7月31日現在41本で、35本のシム・ジョンスを上回っている。しかし「夏の男」シム・ジョンスは8月の大逆転劇を期待する。



jeon@donga.com