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なるか逆転勝ち 朴セリが首位と1打差

Posted August. 03, 2003 21:20,   

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「AGAIN2001」

首位とわずか1打差遅れた2位タイ。「逆転の名手」朴セリ(CJ)がメージャー女王に向けた逆転ドラマを予告している。

3日、英国ランカシャー州のロイヤルリザム&セントアンズゴルフクラブ(パー72)で 行われた米LPGAツアー今季最終戦の全英女子オープン(賞金総額160万ドル)第3ラウンド。

通算5番目のメジャータイトルを狙う朴セリは6バーディー 、3ボギーで3日連続3アンダーをマーク、中間合計9アンダー、207を記録し、ウェンディ・ウォード(米国)と同打となった。同日、5打を減らして単独首位に浮上したパトリシア・ムニエル・レブー(フランス)は10アンダーをマークした。妊娠10週のレブーは今シーズンのメジャー第1戦「クラフトナビスコ選手権」のチャンピオン。

最強アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が朴セリに1打遅れた8アンダーで4位につけ、大会通算4度目の優勝を狙う昨年のチャンピオン、カーリー・ウェブ(豪州)は7アンダーで5位。6アンダーの朴祉垠(パク・ジウン、ナイキゴルフ)は6位タイ。

メジャー大会という名声にふさわしく先頭グループが強豪揃いであるだけに、最終日の優勝争いがどの大会よりも白熱する見通しだ。しかし、朴セリは「誰と優勝を争うかは問題じゃない。私自身との戦いであるだけで最善を尽くせばいいものだ」と話した。「トップ10」入りした選手の中で、3日連続60打台を打った選手は朴セリだけで、起伏のない安定したペースも頼もしい。

2001年同大会で優勝した当時、4打差の逆転劇を演出した朴セリは、今シーズンの2勝いずれも逆転勝ちで飾った。セーフウェイ・ピン大会とチックフィルA・チャリティーチャンピオンシップで、どちらも3打差遅れて最終ラウンドを戦い首位に立った。

そのためか、朴セリは「すべての準備は終わった。勘も最高だ。最大限賢く攻撃的なプレーをする」と出陣の弁を語った。

1998年同じ場所で行われた同大会で、悪天候と経験不足で最終合計20オーバーの厳しい試練を味わった朴セリは、今度の大会を控えて徹底した準備をしてきた。とくに雨風とややこしいコースを乗り越えるために磨いたパンチショットと4分の3スウィングのようなショットが威力を発揮している。

同日も精巧なコース攻略で前半に3つのバーディーを奪った朴セリは、11番ホール(パー5)で1.5mのバーディーを加え、首位タイに立った。13番ホール(パー4)では2.5mでバーディー・パッティングをカップに入れて単独首位に浮上して後、14番ホール(パー4)のボギーを16番ホール(パー4)のバーディーで挽回して首位に復帰した。しかし、17番ホール(パー4)と18番ホール(パー4)で相次いで2オンに失敗した後、パッティングさえ動揺して連続ボギーを叩いたのが惜しかった。



金鍾錫 kjs0123@donga.com