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警察、「鄭会長、瞬間的な衝動から飛び降りた模様」

警察、「鄭会長、瞬間的な衝動から飛び降りた模様」

Posted August. 05, 2003 22:01,   

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現代峨山(ヒョンデ・アサン)の鄭夢憲(チョン・モンホン)会長の飛び降り自殺事件を捜査している警察は5日、「内気な鄭会長の性格からして、各種の懸案に対して黙って悩んでいるうち、瞬間的な衝動で自殺したものと推定される」と明らかにした。

ソウル鐘路(チョンロ)警察では5日午前、記者会見を通じて「鄭会長の自殺以前の行方に焦点を合わせて、飛び降りる前まで鄭会長と一緒にいた高校同窓生の朴ギス氏(54、前現代商船の専務)を集中的に調べたが、ゴルフと家族などに関する話を交わしただけで、鄭会長の自殺を推定できるような具体的な手がかりや動機を探し出すことはできなかった」と明らかにした。

警察は「朴氏が『鄭会長は苦しんでいるようだった』と述べたが、対北朝鮮送金と機密費事件に関連して、鄭会長の自殺動機を推定できるような、朴氏のこれといった陳述はなかった」と付け加えた。

警察は、鄭会長が3日午後11時52分に鍾路区桂洞(チョンログ・ケドン)の現代社屋に入ったのを確認するため、閉鎖回路(CC)テレビの資料などの確保に乗り出すなど鄭会長の3日の行方に対する捜査を続ける方針だ。

ある捜査専門家は「通常、自殺をする人はその直前に風呂に入ったり、髪を整えたりするなど身をきれいにした後、家族や友達に会って過去を話す場合が多い。鄭会長の死ぬ直前の行方もこれと非常に似ている」と話した。

一方、鄭会長は検察で「150億ウォン+α」の機密費について深く調査を受けた2日の午後にも、朴氏に会って3日午前4時までソウル江南区清淡洞(カンナムグ・チョンダムドン)のWバーでお酒を飲んだことが分かった。

警察は「朴氏は鄭会長と3日午後2時40分頃に会って夜11時40分頃に別れており、前日の2日夕方にも会って、翌日午前4時まで一緒にお酒を飲んだ」と明らかにした。

警察は、この席には鄭会長と朴氏の他にも人がいたが、具体的な調査はしなかったと話した。



金善宇 sublime@donga.com