梁吉承（ヤン・ギルスン）前大統領第１付属室長が、６月２８日忠北清州市（チュンブク・チョンジュシ）Ｋナイトクラブで接待を受ける前に、昨年の１１月と今年４月１７日に２回もＫナイトクラブの実質的なオーナーの李氏と会っていたことが分かった。
また、６月２８日の酒席には盧武鉉（ノ・ムヒョン）大統領の母校である釜山（プサン）商業高校の同期生のチョン・ファサム氏のほか、別の同期生の李氏が参加した事実も明らかになった。
Ｋナイトクラブのオーナーの李氏は７日、ニューシース通信の記者に対し、「昨年１１月大統領選挙の際、うちのホテルのスイートホームに盧武鉉（ノ・ムヒョン）当時民主党候補が泊まり、その時、儀典チーム長として盧候補を随行していた梁前室長に名刺を渡してあいさつした」と話した。
同氏はまた、「貴賓がうちのホテルに泊まったため、礼儀のつもりで梁前室長にあいさつをしただけで、ほかの意図は全然なかった」と話した。
一方、検察は６日李氏を召喚して取り調べた結果、李氏が４月１７日にも梁前室長とオ・ウェンベ前民主党忠北道支部副支部長と一緒にＫナイトクラブでお酒を飲み、６月２８日の酒席には盧大統領の別の同期生が同席したという供述を確保した。
しかし、梁前室長の接待波紋について２回も調査した大統領民政首席秘書官室は、調査過程で、４月１７日にも関係者らが一緒にお酒を飲んだという事実を確認してからも、「たいしたことではない」とし、５日の調査結果発表の際、この事実を明らかにせず、隠ぺいした疑惑が持たれている。
文在寅（ムン・ジェイン）大統領民政首席秘書官は、７日、「梁前室長が駙南臺（チョンナムデ・大統領の別荘）オープン行事が行われる前日の４月１７日、行事準備のため、清州市を訪問した際、オさんが訪ねてきて、Ｋナイトクラブで一緒にお酒を飲み、その時、オさんの紹介で李さんとあいさつを交わした」ことを明らかにした。
文首席は続いて、「私たちは２次調査の範囲を６月２８日と２９日の両日に限定していたため、先の４月の酒席は大した意味はないと判断してこれを発表しなかった」と釈明した。
また、「当時は李さんが被調査者として調査を受けていた時点ではなかったため、この場で請託がなかったことを確認した」と付け加えた。
しかし、文首席は５日、再調査の結果を発表した際、梁前室長と酒席をともにした参加者らの関係について、「梁前室長が参加者の中でオ副支部長だけが知り合いで、その場を借りてナイトクラブオーナーの李さんを紹介しようとした意向があったかどうかは分からない」と発表し、梁前室長と李さんが既に面識があった事実を故意に隠ぺいしようとした疑惑を引き起こしている。
一方、民政首席室測は、６月２８日の酒席の参加者として新たに浮上したほかの李氏について、「オさんとＫナイトクラブオーナーの李さんのほか、ほかの人を公開するのはプライバシー侵害の問題がありえる。それは意味のあることでもない」と確認を拒否した。
盧大統領の高校同期生の李氏は、農業に携わっており、Ｋナイトクラブにフルーツを供給していたとされている。
崔永海 yhchoi65@donga.com straw825@donga.com
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