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起亜自動車、海外の生産能力増大に本腰

Posted August. 12, 2003 21:44,   

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起亜(キア)自動車は、欧州と中国向けの輸出が伸び続けていることを受け、大規模な現地工場を設立するなど海外進出に本腰を入れている。現在計画中の欧州と中国現地工場の生産能力は年間45万〜55万台だが、これは現在の生産規模である年間100万台の半分に達する規模だ。

起亜自動車の具泰煥(ク・テファン)財務担当副社長は12日、ソウル汝矣島(ヨイド)の証券取引所で行った企業説明会(IR)で、「現代(ヒョンデ)自動車グループが進めている欧州工場設立を起亜自動車の方で推進することにした。チェコやスロバキアなど東欧地域で適正な敷地を探しており、年末までに敷地選定を終え、来年下半期に着工する方針だ」と発表した。

具副社長は、「欧州工場の生産能力は年間20万〜30万台が見込まれている。どんな車種を生産するか、また現代と起亜のどちらが販売するかはまだ決まってない」と話した。現代自動車の車種を生産することも考えられ、現代自動車が共同で投資する可能性もあるなど、現段階では状況は流動的だという。

起亜自動車は中国での生産能力もさらに25万台を増やす予定だ。現在年間5万台水準である江蘇省塩城工場の生産能力を06年までに10万台まで増やし、「第2工場」も年間20万台の生産規模で江蘇省に建てる計画だ。

また、起亜自動車は同日、今年上半期の起亜自動車の販売台数が、輸出増加に支えられ、去年同期比4.3%増えた43万7000台だったと発表した。このお陰で上半期の売上高は初めて6兆ウォンを超えた6兆4182億ウォン(13.6%増)になったという。営業利益と純利益はそれぞれ3519億ウォンと3280億ウォンで、前年同期比14.8%と17.4%が増えた。

一方、起亜自動車の労組は、「新車を開発する時には現代自動車の労使と起亜自動車の労使があらかじめ合意してほしい」と要求しており、交渉の難航と生産の支障が予想されている。労組は12日の第8次交渉でも同じ主張を提起した。



李那姸 李姃恩 larosa@donga.com lightee@donga.com