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宗教団体、信者殺人した後遺体遺棄

Posted August. 14, 2003 22:04,   

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ある宗教団体の一部の信徒が教主の指示でほかの信徒を殺害し、埋めた疑いで検察が遺体を発掘するなど、捜査を行っている。

水原(スウォン)地検の強力部(李慶在 部長検事)は13日、Y宗教団体の信徒、金容疑者(66)とチョン容疑者(44)を殺人などの疑いで緊急逮捕したのに続き、14日釜山(プサン)に説教に出かけていた教主のチョ容疑者(72)を金浦(キムポ)空港で殺人教唆の容疑で緊急逮捕したと明らかにした。

検察は「金容疑者から1990年8月に行方不明になったチ氏(当時35歳)を殺害し、京畿道安城市金光面(キョンギド・アンソンシ・クムグァンミョン)金光貯水池近くの山に埋めたという供述を確保し、現場で遺体の発掘を行い、遺骨などを収集しており、現在身元を確認している」と述べた。

検察はまた「1992年、チ氏が埋められた山から100メートルぐらい離れたところで信者のチョン氏も殺害し埋めたという供述を確保し、発掘を進めている。これらを含めて複数の信者を殺害して全国に分けて埋めたという供述も確保し確認している」と付け加えた。

検察は数年間、同団体の信者失踪事件を捜査したところ、今までに9人の所在が確認されずにおり、これらのうち一部は殺害されたものとみている。

同団体と関連し、ここ10年で、信者10人あまりが失踪したり、殺害されたという通報が相次ぎ、1994年から検察などが捜査に乗り出したが、1996年教徒のソ・ムンチョン氏一人が信者によって殺害されたことが明らかになっただけだ。

教主のチョ容疑者は、1994年1月献金詐欺事件で拘束起訴され、6年間の収監生活を終えて00年8月満期出所したが、殺人教唆部分に対しては容疑が立証されずにいる。.

検察は今回の事件の規模からして、緊急逮捕された3人以外にも多くの関係者がいるものとみて、捜査を拡大している。

検察は「この宗教団体の内部のもめごとから、ある教徒が通報して捜査に取り掛かった。チ氏などは教理に従わないという理由から殺害されたものとみられる」と述べた。



bibulus@donga.com