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「9転び10起き」 徐在應、感無量の6勝目

「9転び10起き」 徐在應、感無量の6勝目

Posted August. 17, 2003 21:58,   

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ニューヨーク・メッツの徐在應(ソ・ジェウン、26)がとうとう「長いトンネル」から抜け出した。

徐在應は17日、米国ニューヨークのシェイ・スタジアムで行われたコロラド・ロッキーズ戦に先発登板し、10回目の挑戦にして6勝をあげ、勝利の感激を味わった。

同日、徐在應は5イニングで本塁打1本を含む7安打を許し4失点となったが、チーム打線の14安打13得点に支えられ、勝利投手になった。防御率は4.32。

徐在應の勝利は6月18日のフロリダ・マーリンズ戦以来で約2ヵ月ぶりだ。この間、徐在應は9試合に出場して6敗と低迷していた。

同日、76球のうちストライクが54球。7試合ぶりの無四球という攻撃的な投球だった。最高球速は151km。

徐在應は1回、ロニー・ベリアードとトッド・ヘルトンに連続的に打たれ先制点を許したが、2、3回を無失点で抑えて安定を取り戻した。徐在應は4回ヘルトンにソロ本塁打で1点、5回ベリーアドに3塁打、ヘルトンに2塁打を打たれて2点をさらに許した後、6回に交代した。

メッツは、2−1でリードした2回、クリフ・フロイドとティモ・ペレスがそれぞれ2打点安打を打つなど6得点、徐在應の負担を軽くさせた。

徐在應は「試合の前に父親(ソ・ビョングァン、55)から電話が来て『自分のやるべきことにベストを尽くしなさい』と励まされたのが大きな力になった」と話した。また「2回、右手の人差し指の爪の下がむけ、水ぶくれができたが別に支障はなかった」と付け加えた。

一方、ボストン・レッドソックスの金炳賢(キム・ビョンヒョン)はシアトル・マリナーズ戦で、5−1とリードした9回裏に登板。4打者を迎え四球一つを許したが、2三振、無安打無失点で片付けた。



田昶 jeon@donga.com