史上初の女性の憲法裁判所判事が誕生した。
崔鍾泳(チェ・ジョンヨン)最高裁長官は、25日に任期が切れる韓大鉉(ハン・デヒョン、司法試験15期)憲法裁判所判事の後任に、全孝淑(チョン・ヒョスク、司法試験17期)ソウル高等裁判所刑事2部長を指名したと、最高裁判所が19日発表した。
また崔最高裁長官は既存の方針通り、李根雄(イ・グンウン、司法試験10期)大田(テジョン)高等裁判所長、金東建(キム・ドンゴォン11期)ソウル地方裁判所長、金龍潭(キム・ヨンダム、11期)光州(クァンジュ)裁判所長のうち一人を22日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に任命推薦することにした。
最高裁判所は全部長判事の憲法裁判事への指名と関連し、「最高裁判所とは異なる憲法裁判所の機能と役割を重視し、社会的弱者に対する配慮など、社会の多様な利害関係を適切に代弁し、調和させることのできる人物かどうかを優先的に考慮した」と説明した。
一方、最高裁判所は今回の最高裁判事の任命推薦をめぐる波紋と関連し、最高裁判事任命推薦諮問委員会の制度を改善し、司法制度の全般に関する改革プログラムを推進することにした。
また、最高裁判所は今年中に人事部門の改革案の具体的な内容をまとめ、来年に予定されている最高裁判事など裁判官の人事に反映することにした。
また崔最高裁長官は、13日に提出されたソウル地裁の朴時煥(パク・シファン)部長判事の辞職願については、金東建ソウル地裁長に差し戻すことを指示した。
金秀卿 吉鎭均 skkim@donga.com leon@donga.com