22日朝までにソウルの夜の最低気温が25度を超え、今年初めての熱帯夜が現れるなど、全国の多くの地域で市民が「暑い夜」を過ごした。
また、同日夜から23日朝までも熱帯夜になるものとみられる。
22日、気象庁によると、21日夜から22日朝までソウルの最低気温が25.2度を記録し、今年初めての熱帯夜となり、市民はむし暑いなかですぐには寝付けなかった。
また、江陵(カンヌン)25.5度、大邱(テグ)25.5度、蔚山 (ウルサン)25.6度、西歸浦(ソギポ)26.2度など、江原(カンウォン)と嶺南 (ヨンナム)、濟州(チェジュ)の一部地域にも熱帯夜が現れた。全羅南道木浦(チョンラナムド・モクポ)と麗水(ヨス)では20日夜から21日の夜まで二日連続の熱帯夜が見られた。
通常、朝の最低気温が25度を超える場合、その前夜を熱帯夜と呼ぶ。
気象庁の金泰龍(キム・テリョン)公報官は「韓半島の南西側から高温多湿な北太平洋高気圧が一時的に拡大し、熱い空気が押し寄せて湿度が高まったためだ」と説明した。
23日の朝も濟州の最低気温が26度と予想されるなど、南部地域を中心に「寝苦しい夜」が続くものと、気象庁は展望している。
一方、週末の23日と休日の24日には気圧の谷の影響で、全国的に雨になるものと予想される。
23日までの予想降水量はソウル、京畿(キョンギ)と江原、嶺西(ヨンナム)地域30〜60mm(多いところ80mm以上)、 忠鋻 (チュンチョン)と江原、嶺東(ヨンドン)地域20〜50mm、全羅南道、慶尙南道(キョンサンナムド)5〜20mmなどだ。
蔡智榮 yourcat@donga.com