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ソウル大、調査書を縮小…修能成績は拡大

ソウル大、調査書を縮小…修能成績は拡大

Posted September. 08, 2003 23:24,   

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05学年度のソウル大定時募集選考では、学校生活記録部(調査書)の割合が大幅に減り、大学修学能力試験の影響力が大きくなる。

また、随時募集の募集定員の割合は、地域均衡選抜制(全体募集定員の20%)、特技者選考(全体募集定員の15%)など35%と、04学年度に比べて5%増える。

ソウル大(鄭雲燦総長)は8日、こうした内容を盛り込んだ05学年度の入試計画案を発表した。

この入試計画案の特徴は、地域均衡選抜制では調査書(学生生活記録簿)の成績が優秀な学生を、特技者選考では国際オリンピアードでの入賞など特定分野に卓越した能力を持つ学生を、定時募集では修学能力の成績が優秀な学生を、それぞれ選抜するということだ。

これによって、定時募集では、修学能力の点数に比べて、学生生活記録簿の成績が相対的に低い、特殊目的の高校と地方の非平準化高校の学生らが、随時募集では、学生生活記録簿の成績に比べて修学能力試験の点数が相対的に低い、地方の一般高校の学生らがやや有利になり得るものとみられる。

随時募集の地域均衡選抜制では、高校長の推薦(高校別に3人以内)を受けた受験生を「高校教科の成績80%+推薦書や自己紹介書など各種の証明書類10%+面接10%」に基づいて選考するため、学生生活記録簿が合格に大きな影響を及ぼす可能性がある。

随時募集の特技者選考では、理工系の場合、数学と科学教科科目の平均席次の百分率が5%以内だったり、数学と科学専門の教科を、上位30%以内の成績で20単位以上履修した学生に、志願資格を付与する。しかし、文科系を含めた具体的な選抜基準はまだ作られていない。国際オリンピアードの出場者または韓国内オリンピアードでの入賞者には、志願資格が与えられるが、他の試験大会での入賞実績は認められない。

随時募集の特技者選考では、書類選考だけでも学生を選抜でき、科学専門高校や外国語専門高校など特殊目的の高校の学生に有利になり得る。

募集人員全体の65%を選抜する定時募集では、第1段階で「修学能力試験の成績50%+学生生活記録簿の教科成績50%」でもって選考した後、文科系は「第1段階の選考80%+論述10%+面接10%」で、理科系は「第1段階の選考80%+面接試験20%」で、それぞれ最終選抜する。

定時募集での学生生活記録簿の教科成績と関連しては、現行の平均席次百分率の方式を、科目別の席次を活用、各校の基準によって5〜10等級にするなど等級数を減らしたために、修学能力の割合が高まるようになった。定時募集では、自己紹介書と推薦書などが廃止される。



podragon@donga.com