与党民主党内の新党創党籌備委員会(籌備委)は8日、国会の貴賓食堂で運営委員会を開き、党外部の新党勢力との連帯を経て、来月末をめどに発起人大会を開催するなど、創党の日程をまとめた。
籌備委はとくに、国政監査の前に議員総会を開いて院内代表を選出し、国政監査から院内正当化の陣容を誇示する一方、野党ハンナラ党を離党した議員から成る統合連帯(5人)と改革国民政党所属の議員(2人)も院内交渉団体に加える案を議論している。
籌備委はまた、新党の代表は上向き式党職人選の原則に基づいて投票を実施する方針だが、内部的には金槿泰(キム・グンテ)常任顧問を代表に押し立てる案に意見が集約されていると、関係者が伝えた。
これを受け、民主党死守派は同日、汝矣島(ヨイド)の党本部で最高委員・常任顧問会議を開き、辞退した新党派の党役員7人の辞退書を処理し、離党議員の地方区を空席支部党に指定するなど、党の収拾に積極的に取り組むことにした。
これによって、同日の会議では取りあえず李相洙(イ・サンス)事務総長の辞表を受理し、早いうちに後任者を任命することにした。最高委員会はまた、鄭大哲(チョン・デチョル)代表が近く盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と面談して、分党防止のための方策を話し合うことを議決した。
非主流の「正統の集まり」の会長を務める朴相千(パク・サンチョン)最高委員は、ソウル汝矣島の党本部で記者会見を開き「鄭代表を中心に党の団合を進めるが、鄭代表が辞退する場合は、非常対策機構を設置して党改革案の作成と外部人士を迎え入れた後、年内に党大会を開催して新たな指導体制を構築する」ことを明らかにした。
朴成遠 swpark@donga.com