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盧大統領が事実上新党支持

Posted September. 17, 2003 23:08,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は17日、「私は、民主党が分裂することを望むのではなく改革されることをを望んでいるが、改革を賛成する人と賛成しない人がいるために自然に分裂するのだ」と述べ、事実上新党推進を支持する立場を明らかにした。

盧大統領は光州・全羅南道(クァンジュ、チョルラナムド)地域の地元マスコミとの合同インタビューで、「私は、韓国の政治構図全体の変化を望んでいる。従来の政治秩序の中で解消しなければならない最も大きな弊害に地域構図を挙げたい」と述べた。

盧大統領は、「昔のままの既得権で進もうとすれば、韓国政治は変わることができず、民主党も全国政党になれない」とし、「そのような点で、政党を改革する方向に進むことを願ったことは事実だ」と語った。

さらに「地元地域での既得権と地域感情を煽れば票が集まるという構造を活用し、その既得権で古い政治を続けることで、事態をミスリードしようとする人たちが問題だと思う」と述べ、全羅道出身が中心になっている民主党非主流議員を暗に非難した。

特に「民主党で論争になったのは候補公認制度や政党運営などの制度改革問題だが、そのような論議はどこかへ消え、ただ主流、非主流に分かれてしまった。これを盧武鉉の湖南(=全羅道)に対する裏切りとして覆いかぶさないでもらいたい」と重ねて強調した。

盧大統領は、自身の新党介入をめぐる論議について「政治に介入すれば、野党ハンナラ党の攻勢がより執拗になり、民主党はより困難になるため、実際に介入していない。大統領が立場を明らかにすれば、介入だと誤解される恐れがあるため、自制してきた」としながらも「だからといって、回避ばかりいるわけにはいかない」と述べ、適切な時期に新党への立場を明らかにすることを示唆した。

一方、ハンナラ党の洪思徳(ホン・サドク)院内総務は、「盧大統領が地域構図で大統領になったにもかかわらず、これについては目をつぶり、ハンナラ党に責任があるように言うのは正しくない」と述べ、「地域主義の打破に向けて、与党内の競争を煽ったり些細なテクニックを使うよりは、議員内閣制への改憲を考慮してみることも方法だ」と主張した。



yhchoi65@donga.com