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盧大統領「景気浮揚策は絶対使わない」

Posted September. 18, 2003 23:08,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は18日「いかに景気浮揚策が急がれるとしても、今後の韓国経済の成長潜在力に負担を与える浮揚策は絶対に使わない」と語った。

また、労使問題について「大統領がすべての問題を公権力だけで解決しようとすれば、国民は不安でたまらないだろう」とし、財界が主張する公権力の投入に対して反対立場を明確にした。

盧大統領は洞日、優良中小ベンチャー企業代表130人余りを招待した大統領府午餐懇談会で「このごろ『景気浮揚を』という圧力をよく受けるが、現時点で成長潜在力に負担を与える景気浮揚策は絶対使わない」と強調した。

盧大統領は「経済回復のスピードが早ければ大統領もメンツが立って良いが、後で負担になるよりは回復のスピードを緩め、その代わり一度上昇すればその流れが停滞せず、持続されなければならないというのが私の所信だ」と述べた。

特に「89年から政府のとった景気浮揚策をずっと見守ってきたが、それがわれわれの経済体質を弱め、韓国経済の自然な流れを撹乱させて潜在成長力を損ねた。閣僚も(景気浮揚の声に)心を惑わされず、今回はどんなことがあっても景気浮揚策を打ち出さない」と盧大統領は重ねて強調した。

一方、盧大統領は全国経済人連合会の「大統領のリーダーシップ不在」という主張について、「経済が厳しいことから、英国のマーガレット・サッチャー元首相、朴正煕(パク・ジョンヒ)元大統領や力強いリーダーシップを発揮したリーダーたちに対する希望と期待があるものと聞いている」とし、「しかし今の韓国は、そのようなリーダーが必要な時期ではない」と主張した。

盧大統領は「サッチャー元首相がいくら力強く推し進めたと言っても、私より強い権限の行使はしなかった」とし、「今、私はサッチャー元首相以上に過激かつ断固として政策の変化を進めている」と述べた。



崔永海 yhchoi65@donga.com