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大統領夫人、マンション分譲権申告漏れの疑い

大統領夫人、マンション分譲権申告漏れの疑い

Posted September. 19, 2003 23:09,   

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本紙が19日付で報道した盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の夫人、権良淑(クォン・ヤンスク)女史の未登記マンションンの転売疑惑について、大統領府が19日、権女史がマンション分譲を受けていた事実を初めて認めた。さらに、権女史のマンション分譲権の所有事実が1998年9月18日当時、盧大統領の国会議員財産登録の際、申告されず、公職者倫理法に違反していたことが確認された。

尹太瀛(ユン・テヨン)大統領府報道官は同日、「権女史が釜山南区大淵洞(プサン・ナムグ・テヒョンドン)にある土地を96年7月15日、6755万8000ウォンでもらうことにしてチャンベク建設にマンション敷地用として売り渡した後、契約金(670万ウォン)以外のお金をマンション分譲代金からもらうことにしたが、分譲が低調だったので、チャンベク建設側が担保として未分譲マンション1軒の分譲権を提供した」と明らかにした。

尹報道官はまた、「(98年の)国会議員の財産登録の際、権女史が所有していたこの土地の売買代金の債権(分譲権)の申告が漏れていたのは事実であり、これは当時、実務者が内容が分からなかったため発生したミスだった」と語った。

しかし同報道官は、「権女史がマンションを未登記転売したわけではなく、未分譲マンションの分譲権を担保として提供してもらい、チャンベク建設が後でこのマンションをほかの人に分譲した後、売買残金を支払ってもらっただけだ」とし、「住宅建設促進法違反だと主張するのはとんでもない話だ」と釈明した。

尹報道官はさらに「権女史が持っていたマンションの分譲権が他人(現在の持ち主の朴氏)に渡った時点は分譲権転売が許容(99年3月)された後の99年7月で、法的にも何の問題もない」と説明した。

大統領府は、権女史の未登記転売疑惑を報道した本紙の19日付の記事について、「悪意のある報道だと判断される。民事訴訟の提起を検討する方針だ」と語った。

一方、未登記転売疑惑を提起した野党ハンナラ党の金文洙(キム・ムンス)議員は、同日汝矣島(ヨイド)の党本部で、「ハンナラ党大統領親戚不正調査特委」の名義で記者会見を開き、「盧大統領は釜山東区(トング)国会議員時代の89年、地位を利用して得た開発情報に基づいてこの土地を買い入れた。盧大統領は偽の財産登録を行い、偽の釈明を行うなどしきりにウソを付いていながらも、真実を語る野党議員とマスコミを相手にデマだと主張して訴訟を起こした」と非難した。



金正勳 朴民赫 jnghn@donga.com mhpark@donga.com