ラムズフェルド米国防長官は23日(現地時間)、「韓国に対する米国の防衛公約は確固たるものだ。韓国がイラク支援に参加するかどうかは全面的に韓国が決める問題だ」と述べた。
ラムズフェルド長官は同日、ワシントンのルネサンス・メイフラワーホテルで非公開で開かれた韓米財界会議に招待されてこのように述べた。同長官は韓米両国が十分な話し合いを経た上で、韓米連合軍の軍事力を強化して戦争抑止力を高めると述べたと、ある出席者が伝えた。
同長官はまた、韓米第2師団の再配置と兵力縮小可能性について、「第1次湾岸戦争の時は50万名の米軍が派遣されたが、イラク戦は15万名でさらに効果的な戦争を行った。現代の軍事力は戦争遂行能力に焦点を当てるのが望ましい」と述べた。また、「第2師団の再配置は戦争抑止力を向上させる上、北東アジアの安保をしっかりさせていく過程だ」とし、「これから戦争のやり方は変わるはずで、韓国軍の現代化をはかるなど、韓国の防衛体制も変わらなければならない」とつけ加えた。
さらに同長官は、「経済の繁栄を追い求めるには安保が大事で、そうした側面で韓米安保同盟が確固たるものでなければならない。とくに、韓国の投資環境の改善に向け、韓米協調をさらに強固にし、韓国の安保をさらに強化するなど、安保環境の改善に取り組む」とと強調した。
また、「韓半島での戦争抑止のため、新技術と戦争遂行能力を総合的に把握し、どうすれば軍事的能力(capability)を高められるかについて十分な討議を通じて変化を成し遂げる」と述べた。
異鎭 leej@donga.com