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女子W杯、フランスに0—1の惜敗

Posted September. 25, 2003 23:07,   

한국어

韓国女子サッカーチームのワールドカップ(W杯)ベスト8入りの夢が事実上遠ざかってしまった。

韓国は25日、米ワシントンDCのRFKスタジアムで行われた2003米国女子W杯1次リーグ、B組第2戦でのフランス戦で、後半終盤、米国女子プロサッカー得点王の経歴を持つマリネ・ピションに痛恨の決勝ゴールを許し、0—1で敗れた。

韓国はこれで2敗を喫し、ブラジル(2勝)、ノルウェー、フランス(以上1勝1敗)に続いてB組で最下位になった。韓国が決勝トーナメントに進出するためには、28日、ノルウェー戦で大差を付けて勝ち、ブラジルがフランスを下して、韓国、ノルウェー、フランスの3チームが1勝2敗の同率になった後、ゴール得失を計算しなければならないが、韓国の戦力を考慮すれば、これは期待し難い。

国際サッカー連盟(FIFA)ランキング25位の韓国は、同日、ランキング9位のフランスを迎えて善戦したが、決定力不足に泣いた。韓国は前半8分、ゴールに等しい朴ウンソンのヘディングシュートのおかげで勢いに乗り、フランスの対等な試合を繰り広げた。

前半31分には、ゴールエリアの前で蹴った李ジウンのフリーキックが守備に当たってゴールラインの外に跳ね返った。フランスも前半44分、フリーキックをつないでもらったピションのシュートが韓国守備手の頭に当って、得点に失敗するなど、追いつ追われつの接戦が続けられた。

ピションは後半4分と5分、連続してシュートを放ったが、いずれも外れた。韓国も3分後、朴ウンソンが金ギョルシルのセンタリングを受けて、ゴールエリアの正面でヘディングシュートしたのが相手のゴールキーパーの捨て身の守備に塞がれるなど、両チームともに手に汗握る場面が続いた。

フランスのゴールが入ったのは後半39分。ペナルティー・エリアの前方で蹴ったフリーキックがゴールゲッターのピションに繋がり、ピションは待っていたかのように体を180度回転させる左足ターニングシュートで決勝ゴールを成功させた。

一方、先立って行われた試合でブラジルはノルウェーを4—1の大差で下して2連勝を挙げ、決勝トーナメント進出を事実上確定付けた。



金尙浩 hyangsan@donga.com