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北朝鮮外務次官「核輸出の意向はない」

Posted October. 02, 2003 23:19,   

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北朝鮮は1日、自衛的な手段として核抑止力を保有しており、これを強化し続けていると繰り返し明言し、核兵器を他の国に輸出する意向はないとの立場を表明した。

国連総会に出席するためにニューヨークを訪問中の北朝鮮・崔守憲(チェ・スホン)外務次官は、この日、国連の北朝鮮代表部で記者らに会い「北朝鮮は、核抑止力を他の国に移転する意図を持っていない」と話した。

DPA通信が配信したところによると、崔次官は「核抑止力は、他の国を攻撃するためのものではなく、主権を防御するための自衛的手段だ」としたうえで「万が一、北朝鮮が弱かったならば、米国はすでに北朝鮮を攻撃していたはずだ」と主張した。

同通信によると、崔次官は、△北朝鮮がどれくらい多くの核兵器を生産したのか、△核実験を実施する計画があるのかという質問には、「言えない」と言及を避けたまま「一つ言えることは、北朝鮮が核抑止力を保有しており、それを強化し続けているということだ」と付け加えた。

寧辺(ニョンビョン)の使用済み核燃料棒の再処理問題と関連し、同次官は「8000本の使用済み核燃料棒を処理し、この燃料棒の用途を変更した」と再処理作業が完了したことを繰り返し明言した後、「米国が昨年11月、ジュネーブ枠組み合意を破棄して以降、北朝鮮はすべての核発展施設の稼働を正常化している」と話した。

しかし、崔次官は「北朝鮮は、ウラン濃縮を通じた核開発計画は持っていない」と付け加えた。

また、次回6者協議の開催に触れ「あたかも北朝鮮が次回6者協議に参加すると約束したかのように一部で報道されているが、これは事実ではない」とし「朝米の直接対話によってのみ、核問題を解決することができる」と従来の主張を繰り返した。



konihong@donga.com