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「イーグル女王」にも性の対決は手ごわい!

「イーグル女王」にも性の対決は手ごわい!

Posted October. 09, 2003 23:41,   

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178センチ、重い体つきにがっしりした肩…。ローラー・デービーズ(40、英国)は、パートナーのジョン・デーリー(180センチ、米国)と並んで立っても全然引けをとらなかった。178センチのほっそりしているホ・ソクホ(30、李ドンスファッション・ASX)がむしろ小さく見えた。

そんなデービーズにとっても男子大会のハードルは高かった。9日、忠南天安市(チュンナム・チョンアンシ)のウジョンヒルスCC(パー72)で開幕したコーロング杯第46回韓国オープンゴルフ選手権大会(賞金総額5億ウォン)の第1ラウンド。国内で行われる初の性対決で、女子選手として単独出場したデービーズは、1バーディーを奪ったほかは、5ボギー、1ダブルボギー、6オーバーと成績が振るわず、試合を終えた午前組み70名のうち、49位タイに止まった。(以下午後4時現在)

同じ組で回ったデーリーは5バーディー、2ボギー、2バブルボギー、1オーバーをマークして7位タイに上がり、3オーバーのホ・ソクホは22位タイとなった。

女子舞台では長打で名を馳せているデービーズだが、この日は侮れない距離に悩まされた。全長6400ヤード前後のコースで行われる女子大会とは違って、7042ヤードのコースはやはり負担になった。普段、ドライバー代わりに2番アイアンとウッドでティー・ショットするデービーズだが、同日は11回もドライバーを抜き出した。

10番ホールでティー・オフしたデービーズは、13番ホール(パー3)でボギー、14番ホール(パー4)でダブルボギーを叩いた。226ヤードの16番(パー3)では4番

アイアンで打ったティー・ショットをコップの4.5mのところに落として初バーディーを奪ったが、17(パー4)、18番で(パー5)連続ボギーを叩いてしまった。「イーグルの女王」と呼ばれるデービーズだったが、4つのパー5のホールでバーディーなしに3ボギーを叩いた。

デービーズは、「がっかりした。コースセッティングが難しかった。それからほかの選手より飛距離が20〜30ヤード短くて、セカンドショットが難しかった」と惜しがっていた。

「フィールドの異端児」と呼ばれるデーリーは、移動する時やティー・ショットの順を待つときに、立て続けにタバコを吸いながら、トレードマークの豪快な長打を遺憾無く披露した。アイアンとウッドを交互にティー・ショットをした彼は、17番で初めてドライバーを抜き出して320ヤードを飛ばしたが、ボールが森の中に入ってしまった上、3パッとまで犯してダブルボギーとなった。

パー3ホールを除いた14ホールのうち、4回のみドライバーを使ったデーリーは300ヤード前後の長打を放った。5番(パー5、510ヤード)では、ドライバーで310ヤードまで飛ばした後、一人で2オンに成功して2パットで手軽にバーディを奪った。デーリーは、「ピンの位置がとても厳しくて、スコアを減らしにくかった。性の対決だからといって、それほど負担はなかった」と述べた。

国内大会でシーズン2勝を挙げたオ・テグン(チーム・アシュワース)が5アンダーで単独首位をマーク。



金鍾錫 kjs0123@donga.com