ローラー・デービーズ（英国）がついに頭を下げた。
１０日、忠清南道天安市（チュンチョンナムド・チョンアンシ）ウジョンヒルスＣＣ（パー７２、７０４２ヤード）で行われたコーロング杯第４６回韓国オープンゴルフ選手権大会（賞金総額５億ウォン）の第２ラウンド。デービーズは５オーバー７７、合計１１オーバーの１５５で予選を脱落した。
これでアニカ・ソレンスタム（スウェーデン）から始まった今季女性ゴルファーの男子大会への挑戦は５回とも失敗に終わった。
「女子のジョン・デーリー」と呼ばれるほど、女子ゴルフ界では長打者として名を馳せているデービーズをつまずかせたのは、あいにくにも「距離」だった。とくに、４つのホールのうち３つが２１５ヤードを越す、今大会のパー３のホールで、デービーズは「距離の限界」を実感させられる形で、３ボギーを叩いてしまった。
デービーズが同日、唯一バーディーを奪ったホールは、下り坂パー５の１１番ホール（４９４ヤード）。セカンドショットでグリーンをオーバーした彼女は、ホールコップ１ｍ地点で３オンし、バーディーを奪った。
デービーズは試合後、「たくさんのことを学んだ。残念さは残るがまた挑戦したい。ピンの位置が相変わらず厳しく、グリーンが速すぎて打数を減らせなかった」と話した。
二日連続、デービーズと性の対決を繰り広げたジョン・デーリー（米国）は、３アンダー６９と善戦し、デイリーベストの６アンダー６６を記録した金ジョンドク（リビングトイ）と４位タイ（２アンダー１４２）をマークした。ホ・ソクホ（李ドンスファッション、ＡＳＸ）は、合計１オーバー１４５で難なく本選に進んだ。（午後４時３０分現在）
一方、前日単独２位（４アンダー、６８）につけた李ソンホ（２７）は、イーブンパーの７２止まりだったが単独トップ（４アンダー、１４０）にのし上がり、第１ラウンドで単独トップだったオ・テグン（チーム・アシュワース）はこの日、２打減らして２位タイ（３アンダー、１４１）に下がった。
安永植 ysahn@donga.com
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