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全国体典の高校選手、無理な体重減量で死亡

全国体典の高校選手、無理な体重減量で死亡

Posted October. 12, 2003 23:07,   

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全国体典出場を控えて、無理に体重を減量していた高校レスリング選手が死んだ。

10日午後3時ごろ、全羅北道全州市徳津区麟後洞(チョルラブクト・チョンジュシ・トクジング・インフドン)のトン中学校運動場で全国体典レスリング全羅北道代表の金ジョンドゥ君(17・全北体高2年)が体重減量のため、減量スーツを着て40分あまりランニングしている途中、突然倒れて全北大学病院に運ばれたが12日午前死亡した。

病院側は「金君が病院に運ばれてきたときに意識を失っており、ひどい脱水症状で、臓器がひどく損傷し、脳死状態が進むなど回復する見込みがなかった。このため12日午前8時、家族の同意を得て酸素呼吸器を外した」と述べた。

病院側は「金君が無理に体重の減量を図るなか脱水症状でショックを起こしたものとみられる」と説明した。

金君は、事故があった当時、体重が限界体重を4〜5kgオーバーすると、競技を1日後に控えて27度の高温のなかで減量スーツを着て運動場を走っていた。

金君は、中学生時代、少年体典で金メダルを獲得し、昨年KBS全国レスリング大会で優勝するなど、今大会の金メダル期待株だった。金君は11日、全州室内体育館で行われた46kg級グレコローマン型に出場する予定だった。

金君の死亡で、ずさんな選手管理システムや体育指導者たちの責任問題が提起されるものとみられる。99年3月には、京畿道華城市(キョンヂド・ファソンシ)のB高校体育館で同校の柔道選手、李さん(当時18歳)が大会出場を控えて無理に体重を減らそうとして布団をかぶって汗を出している途中、死亡した。また、96年3月にはソウル泰陵(テルン)国家代表選手村で柔道国家代表チョン・セフンさん(当時22歳・龍仁大)が体重減量のためサウナに入り過ぎ、心臓麻痺で死亡している。



金光午 kokim@donga.com