円高と政府の市場介入によってウォンの為替レートが1ドル当たり20ウォン近く急騰(ウォン価値の下落)し、25日ぶりに1160ウォン台を回復した。一方、総合株価指数は大幅に上昇した。
14日、外国為替市場でウォン・ドル為替レートは、前日より19.2ウォン安の1166.4ウォンで取引を終えた。同日のウォンのレートは先月1160ウォン台が崩壊して以来、もっとも高い水準で、上昇幅は今年3月10日の19.8ウォン以後最大だった。
こうした急激なウォン安は、韓国政府が外国為替市場に介入してドル買いに乗り出した上、先月半ば以降、この1ヵ月間、持続的に下げ足が止まらなかった1ドル当たりの円のレートが上がったため。同日4時半現在、東京外国為替市場では円・ドル相場は前日より0.66円上がった109.56円だった。
一方、同日取引所で総合株価指数は、前日米国市場が強気で引けた上、外国投資家の買いに支えられ、前日より9.50ポイント(1.25%)値を上げた766.52で引けた。同日の株価指数は一時期772.29まで引き上がり、指数が770台を越えたのは、先月9日(775.88)以後初めてのことで、この日の終値は先月17日(766.59)以後最高値を更新した。
朴重鍱 sanjuck@donga.com