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KDI、今年2.6%成長を展望

Posted October. 16, 2003 22:51,   

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韓国開発研究員(KDI)は、今年の経済成長率の展望値を2.6%に大きく下げた。

これは、金融危機直後の98年のマイナス6.7%以来5年ぶりの最低水準だ。また昨年の成長率6.3%の半分にも及ばない。

また、来年には韓国経済が成長率4.8%と回復傾向に変わるものの、急変する政治状況などの不確実な経済外的条件が主要変数だと指摘した。

KDIは16日に出した経済展望報告書で、「設備投資消費など内需不振が予想よりも深刻で、ストライキや台風などの突発的な悪材で景気回復が遅くなっている」とし、「今年の国内総生産(GDP)成長率は2.6%に止まる」と見通した。

今年の半期別成長率は、△第1四半期3.7%△第2四半期1.9%に続き、△第3四半期2.3%△第4四半期2.4%と予想した。

KDIは昨年末には今年の成長率を5.3%と見通したが、今年4月に4.2%、7月に3.1%に下げたのに続き、今回再度下降修正した。

また今年末まで「内需萎縮・輸出好調」現象が続き、今年の総消費はマイナス0.3%、設備投資はマイナス1.4%に止まると予想した。一方、当初18億ドルと予想された経常収支黒字は、64億ドルに大きく増えると見通した。

来年の景気展望と関連してKDIは、「世界経済が回復して、成長率が4%後半まで上昇するだろう」としながらも、「しかし、政府の経済政策の方向や政治状況に対する不確実性が増幅した場合、企業を含む経済主体の経済活動の萎縮が、持続する可能性もある」と指摘した。



金光賢 kkh@donga.com