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韓中首脳、「北核断念なら大幅経済支援」で一致

韓中首脳、「北核断念なら大幅経済支援」で一致

Posted October. 19, 2003 23:21,   

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アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議に出席するため19日、タイのバンコクに到着した盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は同日午後、バンコクのシャングリラホテルで中国の胡錦濤国家主席と首脳会談を行い、北朝鮮の核開発問題の解決に向けた第2回6者協議の早期開催のため共同で努力することにした。

同日の会談で両首脳は、北朝鮮が情勢を悪化させるのを防ぎ、対話ムードを維持するために北朝鮮を説得するのに最善を尽くすことにした。また、北朝鮮が核開発を断念すれば大幅な経済支援を提供するということで一致した。

盧大統領は脱北者問題と関連して、中国現地の韓国公館に収容されている脱北者の迅速な処理と、中国公安当局に逮捕されている韓国人に対する善処を要請し、胡主席にできるだけ早いうちに韓国を訪れてほしいと要請した。

盧大統領は20日午前には米ブッシュ大統領と首脳会談を行い、韓国政府のイラクへの追加派兵方針を伝え、派兵の時期および規模などについて話し合う。

韓米両国の首脳は、会談後に採択予定の共同発表文で北朝鮮が核開発を思いとどまる場合、第2回6者協議で北朝鮮の安全保障問題を話し合うという宣言的な表現を盛り込むものとみられる。声明には、在韓米軍の再配置問題と韓米同盟の調整問題など、懸案についての双方の見解も含まれるものとみられる。

盧大統領は20日に日本の小泉純一𩒐首相、ロシアのプーチン大統領とも相次いで二国間首脳会談を開き、北朝鮮核6者協議と経済通商分野の協力策などを話し合う。

盧大統領はAPEC首脳会議への出席に続いて、22日から24日までシンガポールのナサ大統領の招請でシンガポールを国賓訪問し、24日午後帰国する。



金正勳 jnghn@donga.com