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崔燉雄議員、「100億ウォン授受疑惑」認める

崔燉雄議員、「100億ウォン授受疑惑」認める

Posted October. 21, 2003 23:09,   

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「SK秘密資金」疑惑を捜査中の最高検察庁中央捜査部(安大煕検事長)は21日、ハンナラ党の崔燉雄(チェ・トンウン)議員が、昨年11月、SKから100億ウォンを受け取ったことを認めたことを受け、資金の用途について集中的に取り調べている。

文孝男(ムン・ヒョナム)最高検察庁捜査企画官は、「崔議員が今日の調査で『SKのお金』100億ウォンを授受した疑いを認めた。崔議員が自白した内容は供与者のSK側の供述と一致している」と述べた。

検察は崔議員が昨年11月末、SK側に先に大統領選挙資金を要請し、ソウル竜山区東部二村洞(ヨンサング・トンブイチョンドン)の崔議員の自宅などでビニールショッピング・バッグに分け入れた現金を数回にわたって渡してもらった事実を突き止めた。しかし、崔議員は検察の取り調べに対して、「個人的にお金を横領したことはない。この資金の用途については言い難い」と主張しているという。

このため、検察は崔議員が受け取った100億ウォンの用途を明らかにするため、この資金が流れ込んだとされるハンナラ党や崔議員の私組織のみならず、党財政委員会の関係者らに対しても召還・調査する一方、口座追跡を実施する案も検討している。

検察はまた、崔導術(チェ・ドスル)前大統領総務秘書官が昨年の大統領選挙前に釜山(プサン)地域の企業から後援金などをもらっておきながらも、選挙費用を帳付けで処理した後、これを返すために大統領選挙後SKから秘密資金を受け取ったという関連者の供述を確保し、その経緯について取り調べているという。検察は崔前秘書官の第1次拘束期限が切れる24日ごろ、同氏が受け取った資金の用途に対する中間捜査の結果を発表する予定だ。

検察はまた統合新党の李相洙(イ・サンス)議員が昨年12月、民主党選挙対策委員会総務本部長を務めていた当時、SKから不法政治資金10億ウォンを受け取る過程で、統合新党の鄭大哲(チョン・デチョル)議員が関わった事実を確認したという。

一方、検察は「現代(ヒョンデ)の秘密資金」疑惑に巻き込まれた朴光泰(パク・クァンテ)光州市長を22日中に召還して、00年国会産業資源委員長を務めていた当時、現代から数千万ウォンを受け取った疑いについて取り調べることにした。

検察はさらに、「安全企画部予算の選挙支援」疑惑に関して、ハンナラ党の金徳竜(キム・トクリョン)議員を24日か29日に召還して、1995年6・27地方選挙当時、安全企画部(現在の国家情報院の前身)予算の257億ウォンを不法支援されたかどうかについて取り調べる方針だ。



丁偉用 吉鎭均 viyonz@donga.com leon@donga.com