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検察、ハンナラ党重鎮2議員を召喚へ SK秘密資金事件

検察、ハンナラ党重鎮2議員を召喚へ SK秘密資金事件

Posted October. 27, 2003 23:20,   

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SK秘密資金事件を捜査している最高検察庁中央捜査部(安大熙検事長)は27日午後、昨年の大統領選挙当時ハンナラ党の財政実務を担当していた李載賢(イ・チェヒョン)前財政局長を召喚して、徹夜で取り調べた。

検察は李前局長が不法な大統領選資金づくりにかかわった疑いが確認されれば、政治資金法違反などで刑事処罰する方針だ。

検察は李前局長と一緒にハンナラ党の後援金募金対策会議に出席したものとされる金榮馹(キム・ヨンイル)、羅午淵(ナ・オヨン)議員も早ければ今週中に召喚して調べる方針だという。

検察は李前局長に対し、ハンナラ党の崔燉雄(チェ・トンウン)議員が昨年11月、SKから現金100億ウォンを受け取る過程で主導的な役割をした党の中心人物が誰なのかなどについて取り調べた。

検察は、崔議員が受け取った100億ウォンの使途について、徹底的に確認するという方針を決めたものという。これと関連し、検察は最近、孫吉丞(ソン・ギルスン)SKグループ会長らを呼んで、100億ウォンをハンナラ党に提供した経緯についての裏づけ捜査を行った。

検察はまた、ヨルリン・ウリ党の李相洙(イ・サンス)議員が昨年12月、民主党選挙対策委員会の総務本部長当時、SKの役員33人の名義で受け取った不法な政治資金10億ウォンの使途についても取り調べていることを明らかにした。検察は李議員が受け取った10億ウォンの使途を解明するため、昨年民主党の財政を取り仕切っていた党員も召喚して調べており、当時民主党の選挙対策委員長として、同資金の受け渡し過程にもかかわったとされるヨルリン・ウリ党の鄭大哲(チョン・デチョル)議員を調べることも視野に入れている。



丁偉用 吉鎭均 viyonz@donga.com leon@donga.com