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盧キャンプの大統領選挙資金も捜査

Posted October. 28, 2003 22:42,   

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民主党の大統領選挙資金二重帳簿作成疑惑と関連して、「SK秘密資金」事件を捜査中の最高検中央捜査部(安大熙検事長)は28日、 民主党に資料提出を公式要求したことを明らかにした。

検察関係者は同日、「民主党の資料から大統領選挙資金の不正と関連した端緒をつかんだなら、捜査に本格的に着手する計画だ」と述べた。

▲民主党大統領選挙資金捜査〓検察が民主党の大統領選挙資金に対する捜査に着手した場合、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の選挙資金をターゲットにするという点で大きな波紋が予想される。

これと関連して、検察は昨年の選挙当時、民主党の選挙対策委員会総務本部業務調整局長だった李ファヨン(現ウリ党立党企画チーム長)氏を29日召喚し、調査することにした。

検察は李前局長を相手に、△民主党の金景梓(キム・キョンジェ)議員が提起した民主党大統領選挙資金の二重帳簿を作成したかどうか、△民主党がSKをはじめ三星(サムスン)、LG、現代(ヒョンデ)自動車、ロッテの5社から選挙資金75億ウォンを受け取ったかどうかについて調査する方針でいる。

検察関係者は、「先の選挙の際、民主党の選対委総務本部長だったウリ党の李相洙(イ・サンス)議員が、前の調査の時にSK以外のほかの企業から合法的な後援金を受け取った事実を立証するため、他企業が出した後援金の領収書の一部を提出した」と述べた。

検察は民主党の金議員を参考人の資格で召喚し、民主党の二重帳簿作成を主張した経緯などを調査する方案も検討しているものと伝えられる。

▲ハンナラ党の選挙資金捜査〓検察はまた、野党ハンナラ党の崔燉雄(チェ・ドンウン)議員のSK秘密資金100億ウォン授受と関連して、金栄馹(キム・ヨンイル)前ハンナラ党事務総長に対して最近出国禁止措置を取り、早晩召喚する計画だと明らかにした。

これに先立って検察は、昨日召喚した李載賢(イ・ジェヒョン)前ハンナラ党財政局長から、「金前総長に2、3回にわたって100億ウォン授受事実を報告した」という陳述を確保した。

検察は金前事務総長を相手に、SK側と大統領選挙資金援助について事前協議があったか、100億ウォン授受事実を李会昌(イ・フェチャン)前総裁もしくは徐鋻源(ソ・チョンウォン)当時選挙対策委員長に報告したかどうかなどを調べる方針だ。

検察は調査2日目の李前局長に対し、政治資金法違反の疑いで拘束令状を申請するかどうかをめぐって意見が割れているといわれる。

検察によると、李前局長は昨年11月、崔議員を通じて5回にわたって受け取った現金100億ウォンを適法処理しないで、非公式選挙資金などに使用した疑いがかけられている。だが、李前局長は100億ウォン授受と関連して、中央党レベルの公募や使用内訳については陳述を避けているものと伝えられた。



丁偉用 吉鎭均 viyonz@donga.com leon@donga.com