Go to contents

米日で活躍の韓国勢が一堂に CJナインブリッジクラシック

米日で活躍の韓国勢が一堂に CJナインブリッジクラシック

Posted October. 30, 2003 23:15,   

한국어

済州道(チェジュド)の寒風がおさまるにつれ、プレイヤーたちの表情はいっそう明るくなった。

米女子プロゴルフ協会(LPGA)ツアー CJナインブリッジ・クラシック(賞金総額125万ドル)開幕を翌日に控えた30日、済州クラブ・ナインブリッジ(パー72)。69人の出場選手たちは各々優勝に向けた夢を抱きながら、コースとドライビングレンジ、練習グリーンに散らばって、最後のコンディション点検に念を入れた。

前日まで秒速15mを上回る強風に5度を下回る寒さと闘わなければならなかった選手たちは、この日ほとんど風も吹かず、むしろ暑さを感じるほど気温が上がって、軽い足で決戦に備えることができた。

LPGAツアー賞金ランキングによる50人と韓国賞金順位上位12人、招請選手7人が出場した今回の大会は、特に、米国と日本ツアーで活躍する韓国女子選手たちまで久々に一堂に会して、友情こもった勝負を繰り広げるとみられる。

デ−ペンディング・チャンピオンの朴セリ(CJ)は演習ラウンドとプロアム大会を通じてショット感覚を上げ、最近58年ぶりに男子大会でカットをパスした勢いでタイトル防御を誓っている。昨年、この大会で唯一アンダーパー(3アンダー)スコアを出した朴セリは、当時、1ラウンドから7アンダーパーを打ちながら先頭を疾走した気持ち良い記憶を思い出して、初日から積極的な試合を繰り広げるという覚悟でいる。

朴セリと同じ「米国派」の中ではシーズン2勝を狙う朴祉垠(バク・ジウン、ナイキゴルフ)、12月に結婚する「予備花嫁」の韓煕圓(ハン・ヒオン、フィラコリア)、「スーパーピーナッツ」金美賢(キム・ミヒョン、KTF)などが優勝を競い合うものとみられる。

最近、来季の米女子ツアー出場権を獲得したソン・アリ(17)と鄭一美(チョン・イルミ、ハンソル)は本格デビューに先立って、ときめく心で大会準備を終えた。日本ツアーでシーズン4勝をおさめた李ジフィ(LG火災)と大会最高齢出場選手の具玉姫(グ・オクヒ、47)もウォーミングアップを終えてティーオフのみを待っている。米進出を目標にした韓国賞金1位のチョン・ミジョン(テーラーメード)と2位の金ジュミ(ハイマート)には「夢の舞台」をあらかじめ経験できる良い機会だ。

アマチュア選手の中では唯一特別招請された「ゴルフ神童」ミシェル・ウィ(14)は豪快な長打を売り物に、プロの先輩たちに挑戦状を投げつけた。

米ツアーでシーズン3勝をおさめたキャンディー・クン(台湾)、2勝を取ったレイチェル・テスキ(オーストラリア)、新人王のロレーナ・オチョア(メキシコ)などは、「コリアン・パワー」に立ち向かう優勝候補たちだ。

この展開を、SBSは開幕日である31日から11月2日まで、毎日午後2時から4時まで生中継する予定だ。



金鍾錫 kjs0123@donga.com