検察、李相洙ウリ党議員を再度召喚へ SK秘密資金事件 | 東亜日報
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検察、李相洙ウリ党議員を再度召喚へ SK秘密資金事件

検察、李相洙ウリ党議員を再度召喚へ SK秘密資金事件

Posted October. 30, 2003 23:08,   

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財閥SKグループが供与した秘密資金事件を捜査している最高検察庁中央捜査部(安大煕検事長)は30日、民主党の大統領選挙資金をめぐる各種の疑惑と関連し、昨年の大統領選挙当時、民主党選挙対策委員会の総務本部長を務めていた李相洙(イ・サンス)議員を近く再度召喚する方針を固めた。

検察は、李議員が召喚されれば、民主党の金景梓(キム・キョンジェ)議員が提起した△民主党が大統領選挙資金の二重帳簿を作成しているかどうか△民主党がSKをはじめ三星(サムスン)、LG、現代(ヒョンデ)自動車、ロッテなど大手企業5社から大統領選挙資金を受け取っているかどうか−−などについて、集中的に取り調べる方針だ。

とりわけ、検察は、李議員がSKから役職員33人の名義で後援金10億ウォン(約1億円)を(違法な形で)受け取ったのと似たような手法で、三星からも役職員3人の名義で法人後援金3億ウォンを受け取ったとされる疑惑についても、事実かどうかを確認する計画だ。

検察は、5大財閥グループに大統領選挙資金への捜査を拡大する問題に関し「今のところ、捜査拡大の計画は決まっていない」とし「具体的な手掛かりが確保されたり、信ぴょう性のある懸案については徹底した捜査を行うが、単なる政治攻防については捜査できない」との立場を示した。

この日、安検事長は「まだ、公開であれ非公開であれ、5大グループの資金担当者を呼んだことは全くない」と語った。

一方、政治資金法違反の疑いで29日に拘束令状が請求されたハンナラ党の李載賢(イ・ジェヒョン)元財政局長に対する拘束令状の実質審査が、同午前、ソウル地裁で、崔完柱(チェ・ワンジュ)拘束令状専従部長判事の審理で行われた。

李元局長は、審査で「崔燉雄(チェ・ドンウン)議員の指示によって、SKの資金100億ウォンをソウル永登浦区汝矣島洞(ヨンドゥンポグ・ヨイドドン)のハンナラ党本部に運び、これを当時の金栄馹(キム・ヨンイル)事務総長に、2〜3回ほど報告している」とし「しかし、当時この資金がSKの秘密資金だとの事実は、全く知らなかった」と主張した。