政府革新の政界フォーラム、０５年に韓国開催

ソウルが２００５年の第６回「政府革新世界フォーラム」の開催地に決まった。

メキシコの首都メキシコシティで開かれている「第５回政府革新世界フォーラム」に参加しているメンバー国の代表たちは４日（現地時間）、総会を開いてこのように決定した。５日、韓国政府の首相室が伝えた。

フォーラムに参加している高建（コ・ゴン）首相は受諾演説で「現政府は市民社会の積極的な参加を高め、政府組織のあらゆる分野で改革と革新を追求している」とし、「フォーラムが開かれる２００５年には韓国が傾けている苦難の努力の果実がすべての分野で目に見えるようになるだろう」と述べた。

１９９９年、米国で第１回会議を開いた同フォーラムは、国連と開催国政府が共同主催し、政府革新の国際的な潮流や各国の政府改革戦略などが話し合われている。

一方、高首相は４日、メキシコの有力紙「レポルマ」とのインタビューで、韓国・メキシコの自由貿易協定（ＦＴＡ）推進問題について「メキシコは韓国企業にとって中南米進出の拠点として中国以上に魅力的な投資国になる可能性がある」とし、「両国は相互補完的な経済構造を持っており、互恵的なＦＴＡ締結が可能だろう」と述べた。

これに先立ち、高首相は３日、メキシコのフォックス大統領と会談し、両国間ＦＴＡ締結に向けた政府レベルの共同研究に着手することに合意した。

李鍾鎡 taylor55@donga.com