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昨日実施の修能、難易度は昨年並み

Posted November. 05, 2003 23:09,   

한국어

5日実施された2004年度大学修学能力試験(修能)の体感難易度は、全般的に昨年と似るか多少易しかった。しかし、社会および科学探求領域を難しく思った受験生が多かった。

成績が中位以下の受験生は「言語領域が9月の模擬評価より難しかった」という反応を示しており、言語と探求領域で上位と中位以下の受験生間の点数差が昨年より大きく広がる見通しだ。

鞖斗本(ぺ・トゥボン・韓国教員大学教授)修能出題委員長は、同日記者会見で「近年の修能と9月の模擬評価などの難易度水準を考慮して出題した」と述べた。

1時間目の言語領域で上位クラスの受験生は「おおむね優しかった」という反応だったが、中位クラス以下の受験生は「陽子易学、指紋など、難しい内容があった」と述べた。

ソウル、禾谷(ファゴク)高校の李ソクロク教師(国語)は「3点が配点された5の問題のうち、3問題は正解を探しにくく、複合的な思考力を求める問題も結構あった」と述べた。

2時間目の数理領域は平易に出題された昨年よりもやさしかったという反応が多かった。とくに、共通数学が易しく出題され、人文系受験生の平均点数が高まるものとみられる。

3時間目の探求領域の場合、社会探求は難しかった昨年と似たような水準だったが、科学探求は一部慣れてない問題があり、受験生が難しいという反応をみせた。

ソウル科学高校のソン・ボナム(18)生徒は「共通科学部分が模擬テストより難しかった。地球科学、生物などで予想もできなかった部分が出た」と述べた。

中央(チュンアン)塾の金ヨンイル塾長は「上位者は修能の弁別力が落ち、論述と面接口述試験の影響力が大きくなる反面、中位以下では領域別修能点数が当落を左右するだろう」と展望した。

今年の修能は67万4154人が志願したが、同日3万1514人が受けておらず、欠試率が4.67%だった。

修能の主管機関である韓国教育課程評価院は6日午後、仮採点の結果を発表する。



洪性哲 sungchul@donga.com