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ブルガリア戦に海外派全員出動令 サッカー代表

ブルガリア戦に海外派全員出動令 サッカー代表

Posted November. 06, 2003 23:01,   

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「海外派総出動だ」。

最近、2004アジアンカップ第2次予選での不振で、退陣の危機に追い込まれた韓国サッカー代表チームのウンベルト・コエリョ監督が海外派の大極戦士たちで戦力をグレードアップして名誉回復に乗り出す。

大韓サッカー協会は6日「18日に開かれるブルガリア戦に海外派8人の合流が可能である」ことを明らかにした。

合流が確定した選手は「オランダ3人」朴智星(パク・チソン)、李榮杓(イ・ヨンピョ、以上PSVアイントホーヘン)、宋鍾國(ソン・ジョングク、フェイエノールト)とスペインの李天秀(イ・チョンス、レアル・ソシエダード)、日本で活躍している柳想鉄(ユ・サンチョル、横浜)、崔龍洙(チェ・ヨンス、市原)、安貞桓(アン・ジョンファン、清水)、ドイツのチャ・ドゥリ(フランクフルート)の8人。

日本Jリーグ仙台でプレーしている金殷中(キム・ウンジュン)はチームが2部リーグに落ちる危機に瀕し、合流に難色を示したという。

事実上、国家代表主戦の海外派選手たちが大挙合流することによって、10日に発表される22人のブルガリア戦出場選手名簿にはこれまで主戦確保のためにしのぎを削った国内派選手たちが大挙外されるものとみられる。

コエリョ監督のブルガリア戦にかける必勝意志も格別だ。ブルガリア戦を控えた国家代表チームの公式召集日は16日。しかし、コエリョ監督は10日、朴智星と李榮杓をはじめ、李天秀(11日)と宋鍾國(12日)が入国すれば、12日から彼ら4人の選手たちを事前に呼んで別途の訓練をさせることを明らかにした。

親善試合の相手がブルガリアに決まったこともコエリョ監督の意思が反映された。「まともな相手との評価試合がほしい」というコエリョ監督の積極的な推薦によって、ブルガリアを評価試合の相手に決めた大韓サッカー協会は両国の精鋭メンバーをみんな出場させることでブルガリア側と合意した。

このため、ブルガリアはフランスのルシャングピオナで走っている看板GKブラジミール・マンチェプとドイツで活躍している攻撃的MFダイエル・ボリミロプ(ドイツの1860ミュンヘン)、マルチン・ペットロープ(ヴォルフスブルク)、ディミタル・ベルダドプ(レボクゼン)などヨーロッパ各国のリーグで活躍している精鋭選手たちをみんな呼ぶ予定であるという。

ブルガリアは98フランスワールドカップ(W杯)予選脱落とユーロ2000本選進出失敗以後、世代交代に踏み切って、ユーロ04予選でクロアティアとベルギーを破って8組1位で本選に進出したヨーロッパサッカーの新興強豪だ。



金尙浩 hyangsan@donga.com